【コーヒーレシピ】アメリカンプレス(AmericanPress)を使った浅煎りコーヒーのおいしい淹れ方。

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日常に手軽で美味しいコーヒーを。

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コーヒーを淹れて飲むとき。皆さんにとってそれはどんなタイミングでしょうか。

朝起きてから仕事に出かけるまで、トースターにパンをセットして焼きあがるまでのあいだに。お気に入りのスイーツを買ってきおいて家事が一段落ついた頃、まだ誰も帰ってきていないリビングで自分へのご褒美に舌鼓をうつとき。仕事がずーっとデスクワークなので集中を切らしたとき、デスクを離れる口実ついでに。アウトドアが好きでピクニックにでかけて、景色のよい山頂でおいしい空気のお供にするとき。

コーヒーを楽しむシーンはライフスタイルによってたくさんありますよね。

ちなみに僕の場合は夜、仕事から帰ってきて家族も寝静まった静かなリビング、電動ミルの騒音で赤ちゃんを起こさないようにわざわざ違う部屋に行ってコーヒー豆を挽いて、リビングの一角に作ったコーヒーカウンターに行きます。そこでお気に入りのコーヒー豆で淹れて通ぶる自己満の世界を楽しんだり。

そんな夜な夜な楽しんでいるコーヒータイムなのですが、最近は、コーヒーを飲むときに必ず使うお気に入りの新しいコーヒー器具があります。それは「アメリカンプレス」という革新的な器具。

前回はアメリカンプレスの外観と特徴の説明で終わってしまったのですが、今回は
コーヒーレシピを紹介いたします。「アメリカンプレスって何??」と思った方、レシピがわからなくて購入を躊躇していた方、ぜひ読んで下さい。



アメリカンプレスを使った美味しいコーヒーの淹れ方

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アメリカンプレスコーヒーの味わいの特徴
  • 100ミクロンの極細フィルターによるクリーンな舌触り
  • コーヒーオイルを含んだ豊かな味わいと香り
  • コーヒー全ての味わいがしっかりと抽出される

アメリカンプレスで淹れるコーヒーの特徴は乱暴に例えると、”フレンチプレスの微粉が少ない”コーヒーといったところでしょうか。ただ、抽出方法から考えると浸漬式(フレンチプレス)とエアロプレス(圧力で抽出)の2つの要素を持ったコーヒー器具と言えそう。

少しニッチな情報になってきますが、蒸らしの期間が浸漬式でいて、抽出するさい(プランジを押し下げる)はエアロプレスのように”圧力”で抽出するので、メカニズムを考える楽しみもあるような。

そういった意味でも、エアロプレス以来の革新的な器具なのでは、と素人ながら期待しているアメリカンプレスのレシピを紹介します。


アメリカンプレスのレシピ

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それではアメリカンプレスのコーヒレシピを紹介します。


アメリカンプレスコーヒーレシピ浅煎り編 by イワサキさん(タカムラコーヒーロースター)
  • コーヒー豆:20g
  • 挽き目:中挽き
  • お湯:355cc
  • 蒸らし:2分
  • プレス:30秒

これは先日のグッドコーヒーのイベントで教えてもらったレシピ。大阪ではこちらのお店でも購入できるようなので、気になる方は淹れ方など質問してみるのも良いかも。


Dive in!!

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豆の計量から。毎回同じような味わいを再現できるようにするため、コーヒー豆とお湯の量はしっかり計りましょう。

今回、使用するコーヒーはコスタリカCOE5位入賞という超豪華なお豆さんで、100g¥1,000~というスペシャルティコーヒーでもトップオブトップなコーヒー。どんな味がするか非常に楽しみ。


挽き目はみるっこでメッシュ6

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みるっこで6とか言われても「何なん、それ??」という方、おっしゃる通りです。一般的に中挽きの粗さがアメリカンプレスの推奨の挽き目。それってどれくらいなのか具体的には「ザラメとグラニュー糖のあいだくらい」と言われてます。それが僕の持っている電動ミルで言うと6番の目盛りになるんですね。

ちなみにアメリカンプレスは細挽きだとフィルターが詰まってしまう可能性があるので注意して下さい。


プランジャー式ポッドに挽いたコーヒー豆を入れる

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勢い余るとちょっとこぼすかも。トントンと叩いてちょっとならしておきましょう。


ポッドを閉じる

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ポッドは回して開閉する仕組みです。ここらへんは正規販売店の公式動画が詳しくなっています。


お湯をいれて蒸らしへ

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お湯は最大規定量の355ccを注湯します。アメリカンプレスのカラフェに目盛りが付いており、お湯は多めにだいたいで沸かしておけばよいので楽です。


プランジャー式ポッドをセット

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見た目がゴツイので力んでしまいがちですが、慣れると滑らかなはめ心地が気持ちよくなってきます。医療用にも使われる高品質なシリコンなので耐久性や密封性も安心です。


蒸らしは2分間

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ポッドの上部が湯に浸かるまでプランジャーを下げます。少しわかりにくいですがポッド上側にも極細フィルターが付いておりそこから液体が出てくるのが見えます。

...一枚目の押し込む姿勢が力んで前かがみになっていますね。(チョットヘン)


30秒かけてプランジして(押し下げる)
アメリカンプレスコーヒーの出来上がり!!

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ゆっくり時間をかけて押し下げて出来上がりです。とっても簡単ですよね。押し下げるときに圧力がポッド内のコーヒー豆にかかって抽出されているようです。ここらへんがエアロプレスと似ている部分になります。圧力をかけて抽出するということは透過でもあるという事...なんでしょうかね??

詳しい方や知っているかたおられたら、ぜひ教えて下さい!!

...押し込む手が影絵の狐さんみたいになっていますね。(チョットヘン)


風味豊かでクリーンなコーヒーに「おいしい!!」

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今回淹れたコーヒーは浅煎りのもの。ロースターの評価は「スパイシー・シナモン・リンゴ・カシス、アップルパイのような飲み口」とあって、口に含んだ瞬間はちょっと香辛料にこだわったカレー屋さんに行ったような情景が浮かびました。酸味はそこまで強く感じなくスッキリしていてアップルパイのようなあっさりとしたアフターテイストに感じました。

そしてアメリカンプレスで淹れたコーヒーの感想は「意外とスッキリした後味になる」でした。深煎りのコーヒーだとまた違った感想になるかもしれませんが、コーヒーのえぐ味やネガティブな部分を感じないコーヒーに仕上ると思いますよ。その分、思っていたよりあっさり系かなーと感じましたが、ここらへんは使用するコーヒー豆やレシピの微調整、好みの問題かもしれませんね。


アメリカンプレスの良いところ、気になる所。

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Positive
  • 自分で淹れるタイプの器具の中では最も早くて手軽
  • これまでとは違うおいしいコーヒーが出来る
  • 抽出は短時間
  • 条件さえ揃えておけば、ほぼ同じ味を再現
  • その他コーヒー用の器具がいらない
  • 見た目はお洒落なキッチン雑貨
  • 初心者や適当に淹れたい、でも美味しいコーヒーが飲みたい人にもピッタリ

Negative
  • 微粉は本当にすこーしだけ出ます(最後のひと口まで飲まなければ気にならない位)
  • 洗う時にプランジャーとポッド部分が熱いので注意かも

今のところ、コーヒー好きの人にとって欠点らしい欠点はないような気がしますね。自宅でコーヒーを淹れるのが初めてという方にもこの器具はおすすめです。もっと自分でコントロールする部分やテクニックを駆使したい!という方には抽出方法に安定性がありすぎる器具なので、後々物足りなくなるかもしれませんが。

ただコーヒー好きで色々と飲みだすと基準になる淹れ方が欲しくなるので(僕的には)、こういったコーヒーを淹れたときにブレが少ない器具は、初心者でも玄人であっても損はないと感じます。


おいしいコーヒーがあればそれでいい。

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コーヒーを飲みたいときってどんな時でしょう。

朝ご飯はトースト派、パンに塗ったバターと飲みたくなるのはやっぱりコーヒー。仕事が一段落、ちょっと一息つきたい時、何となくでもいつも買ってしまうのはやっぱりコーヒー。食後の団欒、機械で人数分たっぷり淹れるのはやっぱりコーヒー。ブログを書いているとき、ちょっと座っているのに飽きてきたら飲みたくなるのはやっぱりコーヒー。

僕は最近買った新しいコーヒー器具に夢中で、さっそくコーヒーを淹れてはその目新しい抽出と味わいを楽しんでいる。新しい器具の写真を撮りたくてそれに見合うパンケーキも作ってもらった。撮影後、コーヒーをお供にそれを食べ終えて。

「コーヒーがあればそれでいい、それと、スイーツがあればなお良し。」おいしいスイーツがあるときも、やっぱりコーヒーが飲みたくなる。


AllSync

アメリカンプレスのレシピを紹介するのに撮った写真、気付いたら200枚ほど。Lrの現像もほとんどやったし、なかなか選び難かった!!