大阪・難波で夜遅くまで開いてる美味しいコーヒースタンド。
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大阪のガイドマップを開けば必ず紹介されているスポットのひとつが、「ミナミ」のアメ村。いつからかアメ村と呼ばれるようになった衣料や飲食の路面店が多く並んだこの地域、最近はインバウンドと呼ばれる訪日外国人観光客が街を練り歩いていて、関西の都市では最もアジアらしい活気を感じる街になりました。
何かと閉鎖的な国民性と揶揄される日本。インバウンドを好意的に見られないようなコラムも多っかたりしますが、そのお陰で発展しているシーンがあると感じています。
それはサードウェーブ系と言われるコーヒーショップやコーヒースタンドに代表される新しいコーヒーカルチャーで、海外から数年遅れていると聞いたりしますが着実に日本にも新しいコーヒーシーンが出来上がっています。
しかし、なぜ日本のコーヒーシーンがインバウンドで盛り上がるのか。
それはITや交通網が発達した現代、世界と日本のコーヒーシーンがコミュニケーションをする機会が増えたからと思っていて、世界ではSNSなどを使ってコーヒーシーンを繋げる活動が盛んになっており、海外に目を向けるコーヒーショップはそれを駆使して情報発信や交流を繰り返しています。
そんな中、世界的にみて安くなった日本は来日する機会が増えた観光客(コーヒーピープル)が増え、日本のコーヒーショップとの交流が生まれたり、日本でのコーヒーエクスペリエンスをSNSでシェアしたりと、結果、国内のコーヒーシーンを加速させていると思っています。
世界経済状況にも影響されつつ進化していく日本のコーヒーシーン。
前置きが長くなりましたが、僕のホームタウンでもある大阪は東京に比べると新しいコーヒーシーンはまだまだ小規模に感じます。そんな大阪の有数の繁華街「ミナミのアメ村」に海外のコーヒーシーンのようなオリジナルのコーヒーショップがあります。
じっくり写真を撮る機会があったので、紹介したいと思います。
アメ村で花咲くサードウェーブ系コーヒースタンド
「LiLo Coffee Roasters(リロコーヒーロースター)」
衣料店や飲食店が並ぶ雑多な街にあるコーヒースタンド兼ロースター
雑居ビルの1階に構えたお店。
隣はビレバンのガチャガチャが並んでいたり、向かいはインバウンドを狙ったホテルが建設中だったりと、アジアの熱気ある雑多な雰囲気を感じるのが、僕がアメ村が好きな理由です。
店頭にはベンチ、英語表記のフリーWi-Fiの看板など
店頭ならタバコを吸えるところは愛煙家には嬉しいポイント。お喋りしたり、スマホいじったりと、良い意味でたむろしやすいお店の雰囲気がアメ村にとても合っていると感じます。
人生瞬間
リロコーヒーロースターのキャッチコピー、なんかエモい。
店内へ
店内席は2名がけのテーブルとスツールが置かれたカウンター席。
程よく肩触れ合うサイズでコミュニケーションが生まれそうな店内は、コーヒースタンドの趣きがあります。
コーヒーへの興味が湧くディスプレイ
店内の限られたスペースにマッチするように飾られたコーヒー器具たち。僕がメタルフィルターを使い続けているのもこのお店の影響。
ネットでしか見かけない海外製のコーヒーギークなアイテムが、よく見るとあったりするのもこのお店の楽しいところです。
バリスタとのコミュニケーション
コーヒースタンドではお店の人とのコーヒーを通じてのコミュニケーションを楽しんで欲しいと思います。撮影を快諾していただき、ショーンさんと少し世間話を。
いつもよく流行っているイメージについてお話すると「数人がオーダー待ちで並ぶと、ものすごいお店が混雑しているように見えますが、ぜひ中に入ってオーダーしてください。」とのこと。
18種類もあるコーヒー豆、選ぶのを迷っても安心
このとき注文したコロンビア産のコーヒーです。
リロさんはコーヒー豆が18種類ほど用意されていて選ぶのにめちゃ迷いますが、お店の方が案内してくれるので安心です。馴染みのない人や一見さんもオーダーを楽しめると思いますよ。
コーヒーがもっと楽しくなるセミナーに参加
お店のビル上階のリロコーヒーラボへ
リロさんはお店の入ったビルの上階に焙煎機を置いたラボがあります。そこで定期的にコーヒーに関するセミナーを開催されていて、参加してきました。
Public Cupp at LiLo Coffee LAB
パブリックカッピングとはザックリですが、コーヒーのテイスティングを皆でする集まりのことです。
テイスティングの方法とマナーはありますが、初めての方でも気軽に参加できる簡単なもの。現役バリスタの方から僕の様な素人までが集まってワイワイする感じです。素人な僕からすると、知識が増えたりコーヒーを飲んだときの表現が参考になったりするイベント。
興味がある方は、お店のFaceboookページのイベント情報から確認してみて下さい。
コーヒーを通じてコミュニケーションを育むスタンド。
「LiLo Coffee Roasters(リロコーヒーロースター)」はプロからファンまで老若男女問わずコーヒーピープルが集まってくる。
随分前のセミナー参加後の夜、お店のベンチでコーヒーを片手に話をする青年たちや、オーダー待ちの間にお店の人と喋るお客さんを見て、アメ村という街でスペシャルティコーヒーやコーヒーカルチャーを浸透させているコーヒーショップだと感じました。
コーヒーを通じたコミュニケーションとサービスで、その街や訪れる人に繋がりや活気を与える。
僕が感じる海外のコーヒースタンドのイメージなんですが、リロコーヒーロースターはそのイメージ通りのスタンド。僕的にはアメ村のコーヒーカルチャーになってるような存在なので、コーヒーライフがもたらす活気や潤いをリロコーヒーロースターでぜひ体感してみて下さい!!
Shop info
店舗名 | LiLo Coffee Roasters(リロコーヒーロースター) |
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住所 | 大阪市中央区西心斎橋1-10-28 心斎橋Mビル1階 |
TEL | 06-6227-8666 |
WEB | WebsiteFacebookInstagram |
営業時間 | 11:00~23:00 |
定休日 | なし |
Coffee menu | V60 MetalFilter WaterDrip AeroPress FrenchPress Espresso Decaf 水出しコーヒー |
その他 | HotDog Alchol Soda Chai Juice |
ACCESS | 市営地下鉄心斎橋駅より徒歩約5分 |
MAP | |
トリップアドバイザーの海外訪問者からの評価もめちゃくちゃ高いお店です。外国人のお客さんが多くてますますコーヒースタンド感倍増のお店。