【#珈琲とわたし】僕とブログとコーヒーとたよりない夢と、そしてこれからについて。

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この記事はBloggers Tea Party内企画「Bloggers Coffee Party」バトンリレー記事のひとつです!!面白いなって思った方はぜひ、Twitterなどハッシュタグ「#珈琲とわたし」で検索して下さいね!!


"シン・オールシンク"始めます!!

毎日ワクワクしてますか!?AllSync.jpへようこそ。Sync.(@AllSync.jp)です!

昨年大ヒットした邦画タイトルをあやかったものの、実は当ブログにそんなに変化がありません。(エッ)

2014年の春に開設した当ブログも、気づけば3年がたちもうすぐ4歳になろうとしています。ブログを始めた頃の"いま"はもっと凄いことになっていたはずなのですが、どういう未来を描いていたか全く覚えていないのでこんなもんだろうと納得してはいます。

世の中の成功体験を見聞きしていると、明確なゴール設定とPDCAで夢や目標を達成する人。それとは真逆で自分が好きなことや思いついたことを圧倒的な行動力で実行し、後ろを振り返ったら道が出来ていた...。

という2パターンあるように思っているのですが、僕は圧倒的行動力はありませんが目の前にヒラヒラと落ちてくる好奇心をつまみ食いして、気づけば道が出来ていた...という都合のよいこれまでと全く変わらないスタンスでやろうと思っています。

ただ石の上にも3年という言葉とおり、やった分だけ当ブログにもちょっとした進化(僕の成長)が少しはあって、お陰さまでトライするかは別として夢のようなものも出てきました。

意図せずとも長期間続けられたブログの反省とこれからを考えるため、当ブログ"AllSync.jp"の軌跡とこれから、そして僕が好きなコーヒーの事をストーリーでお話しできればと思います。


「コーヒー、好きなんですか。」

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「コーヒー、好きなんですか。」

とあるお店に行ったときにかけられた何気ない質問。

お店の人からすると一見客とのコミュニケーションするための言葉。何気ないその一言だけど僕は答えに迷う。

そして僕は「コーヒーには...、興味があります。」と歯切れ悪く答えた。

今思えばその質問がきっかけだった気がする。


2017年冬、僕は人混みの中の列にいた。

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Photo: Japan Coffee Festival in SHIMOGAMO 2017

僕の趣味はカフェ巡りだった。

カフェと一言でいってもその形態は様々で、ランチのパスタが美味しいお茶もできるお店もカフェだろうし、スタバやドトールなど、仕事の休憩ついでに作業や予定を立てたり、友達とお喋りできる、そんなセルフスタイルのお店もカフェといえる。

カフェという言葉は本来、コーヒーを意味する言葉だったが、いまではコーヒーを出す飲食店というのがもっともらしい。

とある権威のある言語学者(だったと思う)が、「言葉の意味はその時代によって変わっていく、その時代の共通認識に沿った意味が正しい。」というのを聞いて「なるほどな。」なんて思ってた。


Japan Coffee Festival in SHIMOGAMO 2017

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雑踏のなかコーヒーを求めて並ぶ人々。京都の下鴨神社境内にある糺の森にておこなわれたコーヒーイベントに僕は参加していた。

京都市はコーヒーの消費量が日本1位になったこともあるコーヒーに対して明るい街。僕のお気に入りのコーヒーショップも京都に多くありここにはよく顔を出している。

勤め先で急な欠員が出たこともあって2週間ぶりの休日、夜勤明けのぼーっとした意識を引きずりながらなんとかたどり着いた会場は予想以上の集客でパンク寸前だった。

すれ違う来場者のフラストレーションを肌に感じながら、チケットで指定されているコーヒーショップの列に並んでいた。あまりの混雑ぶりに辟易した来場者の運営サイドの不手際を責める声を聞きつつ、僕もまだかまだかとその一杯を待つ。

コーヒーを好きな人々が集まって、そのふれあいも楽しもうという人が参加するオープンマインドなイベント。僕は久しぶりの休日、夜勤明けの疲労感のせいもあって、イベントにふさわしくないクローズな気分で参加していた。

大げさでもなく気を抜けばすぐに意識を天空に持っていける自信があったコンディションの中、「ここまでして来た理由はどうしてだっけ。」

僕は、順番待ちという苦行を自問自答して耐えることにした。


"コーヒーカルチャー"に魅せられた僕

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記憶は僕がカフェ巡りを始めたころ、数年前にさかのぼる。

現在の仕事について数年経ったころ、安定は手に入れたけど何とも説明のしがたいむず痒さを僕は覚えた。今の生活は望んで手に入れたし、型にはまった気持ちよさも感じている。

きっと、満足すると次の何かを求めるのが人の性質なんだろう。僕は得体の知れないむず痒さを忘れるために、インターネット上に個人が自分の趣味や物事の考え、はたまた作品を公表できるブログと呼ばれることを始めた。

僕は前職が飲食関係だったこともあり、カフェサービスやホスピタリティに興味があったのでブログの記事対象としてさっそく取り上げていったんだ。


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Photo: 「TAOCA COFFEE (タオカコーヒー)」

コーヒー業界ではセカンドウェーブと呼ばれるスターバックスが日本に上陸して十数年たっており、成熟したセルフスタイルのコーヒーチェーンブームの次の波がコーヒー業界にはあった。

その新しいコーヒーブームは"サードウェーブ"と呼ばれ、海外のスタイリッシュなお店を踏襲した目新しくてメディア映えもするコーヒーショップが日本にもどんどんオープンしていた。

僕はその見栄えするお洒落なコーヒーショップたちに惹かれ、僕は専門家でもないしと肩肘を張らずミーハーな気持ちでブログ記事にしていたんだけどね。


「コーヒー、好きなんですか。」僕に大事なものを気づかせた言葉

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口実はブログの記事を書くため。

休日はカフェに行くことが定番となった僕を悩ませるお店の人の質問があった。

「コーヒー、好きなんですか。」

自分でも気づいていなかった創作欲を埋める行為のため、増えてきた知識とコーヒー器具たち。僕は、突き詰めていくと一生かかっても飽きない奥深さと魅力がコーヒーの世界にはあることに気づきつつあった。

僕の何気ない日常。休日に撮りためたコーヒーショップの写真を整理しつつパートナーに何気なく話したこと。

「最近、コーヒーショップに行くと困ることがあるんだ。」

「どんなこと。」

「うん、お店の人に『コーヒー、好きですか。』って聞かれるんだ。」

「どうして、困るの。」

「趣味で始めたブログのためにコーヒーショップに行っていて、僕は生業でもないし、コーヒーのプロじゃないからね。」

「ふーん、そうなんだ。でもあなた、私からするとどうみてもコーヒー好きな人よ。」


僕の夢は、世界のコーヒーカルチャーを肌で感じること

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僕はこの頃、自信を持って答える。

「コーヒーが好きです。」

最近はコーヒーを試飲してみんなで味わいの感想やイメージを伝え合う"パブリック・カッピング"なんてものにも参加したりする。コーヒーを生業にしている人や本当に好きな人が集まったりするので、弱気な僕は少し気後れたりすることが多いんだけどなんとか楽しんでいる。

国や食文化の数だけコーヒーの世界が広がっていて、珈琲を深く知ることは世界を旅するようなもの。それを"コーヒージャーニー"といったのはセカンドウェーブの立役者の話なんだけど、流石だなって思う。


僕が出逢った"好き"を表現する仲間たち

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Photo: BLOGGERS TEA PARTY

僕が自分の夢に気づけたのには理由がある。

それは自分の"好き"を表現できるブログに出逢ったからだ。

この世界には無限の個性がある。

ブログをやって知り合った仲間には色んなことを教えてもらった。自分の好きなことを正直に表現すること、素直でいること、ときにそのためには努力すること。

世の中には色んな種類の自己啓発があると思う。僕も人並みに悩んだりしたときは色々と試してみた。そんな紆余曲折もあって、最近の僕は自信を持って言える事がある。

「自分の夢や好きなことに気づきたかったら、ブログをやってみたらいいよ。」


僕のたよりない夢

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「世界のコーヒーカルチャーを肌で感じたい。」

僕が最近よく考えていること。僕がワクワクするその"好き"を分かち合いたい。そのためにはどうするか、頼りないけど見えてきたことがあるんだ。

それと、今から並べることは現実的ではないし、思いつきの夢だから話半分に聞いておくか、気弱な僕にとって良ければ覚えておかないで欲しいんだけど。

こうやってインターネットの世界で色んな情報に触れたり知り合える世界。それはこの世に今あるどんな事象やビジネスにも使えて、世の中を見渡しているすごい人や行動力溢れる実業家やその卵たちがもうすでに利用している。

僕もこの"好き"なことをもっと深められたら、この場所からみんなに形あるものを届けられたらと想う。そしてそれが上手くいったら、直接、触れ合える形で好きなものを提供したい。

"たられば"ばかりになるけど、その先はアカデミックに"好き"なことを学んで、種から育てる作り手になりたいと思っているんだ。

ちょっと言い過ぎた感があるんだけど、僕がこれから人生を楽しむためのスパイスとして語らしてもらったよ。途中で恥ずかしくなってやめるかもしれないし、本当に実現できるかわからないけど、この世界を通してトライしてみるよ。

ゆっくりと...。


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当ブログ「#珈琲とわたし」企画記事の2作目です。僕をベースにしたストーリー作りが難しくもめっちゃ楽しい。。