【京都/長岡京市カフェ】話題のカフェランチを体験!!スペシャルティコーヒーの「Unir(ウニール)」新本店

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京都・長岡京市のスペシャルティコーヒーショップの顔とも言えるUnir(ウニール)新本店のカフェランチを食べてきました。

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今年の1月にオープンしてからず〜っと行きたかったスペシャルティコーヒーショップのウニール新本店。

ウニールがスペシャルティコーヒー専門店として産声を上げたのは、2006年。

僕が全く興味がないのに、仕事としてサイフォンでコーヒーをサーブするようになったのが2010年頃。そして紆余曲折を経て「コーヒーが好きです」と言えるようになったのはブログを始めたここ最近。

僕のどうでもいい経歴を持ちだしてww何を言いたかったのかというと、僕がコーヒーにのめりこみだしたとき、すでにウニールはコーヒー専門店として関西の顔になっていました。

コーヒーの右も左もわからない当時の僕にとって、何だかよくわからないが憧れのお店(笑)、それが「Unir(ウニール)」だったんですよね。

そんな関西の有名コーヒーショップウニールは、SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)が主催するJBC2014(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)で準優勝者を輩出。

またサードウェーブの語源と言われるコーヒー生産者との直接取り引き(ダイレクトトレード)を、「C-COOP」という共同購入グループで行っていたりと、関西の古都・京都から現代コーヒーシーンの主流を体現しているコーヒーショップだと思います。

そのウニールが、これからのお店の方向性を感じさせる旗艦店とも言えそうな新本店を2016年1月にオープン。

海外系サードウェーブコーヒーショップを思わせる焙煎ファクトリーと、カッピングやセミナーなども行えるトレーニングルームを併設したカフェでもあり、これからのコーヒーショップに欠かせない要素が満載の大型店舗になっていました。

特に今回注目される新本店の形態が、1日40食限定のランチをコーヒーショップであるウニールが始めたこと。

スペシャルティコーヒーショップから大型カフェへの挑戦とも言える「Unir(ウニール)新本店」にて、話題のランチも食べてきたので、紹介しますねー!


ロースターの領域を超えた新しいカフェ「Unir」新本店

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新しいウニールは、本拠地である京都長岡京市の今里という所にあって、阪急長岡天神駅より徒歩20分、駅からバスで約15分という場所に。

普段、レンタカーや電車でお目当てのカフェに行く僕にとって、やや不便な立地とも言えます。


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お店の見た目は、平屋の大きな工場風の建物。"graf"というデザイナー集団が設計を手がけた新本店は、閑静な住宅街である今里に良い意味で不釣り合いで、目立ちます。


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バス停がある道路側もガラス張りに仕上げられています。


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太陽光の反射で上手に撮れなかったのですが、国内でも有数の焙煎機「ローリングスマートロースター」が見えるように設置されています。


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10台以上は車を停められる駐車場も。


箱型の広大な店内に盛りだくさんのグッズやコーヒーたち

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入り口を入ってすぐのところ。大きなコーヒー関連グッズの棚が目立っています。


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入り口左手側には、コーヒー豆の販売コーナー。黒板を差し込んだ標識風な案内看板が印象的です。


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入り口には営業案内の看板がありました。

ランチタイムとカフェ利用の時間が線引されていて、カフェ利用は14:00〜となっているよう。コーヒーだけ飲みに行くかたは注意ですね。


品揃えが凄いコーヒーグッズコーナー

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驚いたのが、コーヒーグッズ販売の棚が大きいこと。ウニールでおすすめの抽出方法のフレンチプレスや、コーヒーグラインダーなどが販売されています。


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デジタル化されたコーヒー関連器具の代表格「アカイアコーヒースケール」も販売されていました。


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そしてエスプレッソ系のコーヒグッズも。


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お店のつきあたりにはガラス張りの部屋が。カッピングやセミナーなどを行えるトレーニングルームになっています。


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こちらにも黒板を差し込んだ道路標識風の案内看板がありました。


お店奥の4名掛けの席へ

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お店に入るとその広さにどこに行こうか迷ったのですが、入り口のコーヒー豆販売のコーナーにいたバリスタさんに案内してもらって、客席があるカフェの方へ。

カナイと2人で行ったのですが「お好きな席をお選び下さい」と言われたので、お店を見渡せそうな1番奥の4名掛けの席を選びました。


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ランチタイム終了間際の平日の14:00過ぎにお店に入ったので、客席は比較的空いていました。奥のトレーニングルームが座席からもよく見えます。


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少し視点をずらすと、カウンター風のテーブル席などが見られます。座席は全部で40席あるとHPに紹介されていました。


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奥の座席はベンチシートになっている4名掛けの席でした。


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座席は広めにとられているので、ベビーカーやお子様連れでも利用しやすそうです。実際に僕が来店して間もないころは、お子様連れのママ友のランチ会がこの座席で行われていました。


ウニール新本店のメニュー

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エスプレッソ系ドリンクのメニューとスペシャルティコーヒーをフレンチプレスで注文するメニューが並んでいます。フレンチプレスはコーヒー豆のランク別に価格を設定されて用意されていました。


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エスプレッソ系ドリンクのメニューも豊富に用意されています。


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スペシャルティコーヒーのフレンチプレスメニューは、カップオブエクセレンスのコーヒー豆をトップに価格が設定されていました。


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ウニール新本店の新しい試みでもある専属パティシエによる自家製スイーツたち。


「Unirの畑のみえるお昼ご飯」1日40食限定ランチ

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ウニール新本店になって1番の試みとも思える1日40食限定のランチ。

「Unirの畑のみえるお昼ご飯」というテーマに、週替りでランチ内容は変わっていくようで、¥1500-の定食風となっています。


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この日は創業10周年を迎えたあともあっての、「おめで鯛ご飯」定食でした。ひいき目無しに美味しいご飯でしたよ。


ランチには珈琲とデザート付き

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今回のランチの珈琲は、カップオブエクセレンスでしたので何か得した気分に。


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食後のスイーツはバニラのババロアといちごのムース。

¥1500-のランチは割高に感じるかもしれませんが、食後にスペシャルティコーヒーとデザートが付いているので相応な価格とは思います。あとは値段以上の付加価値を利用客に感じてもらえるか。

スペシャルティコーヒーなど素材が良い物にはそれ相応の対価がかかるので、この「Unirの畑のみえるお昼ご飯」も素材にこだわった価格設定になっていると思います。


Black Eagle(ブラック イーグル)が置かれたバーカウンター

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WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)のオフィシャルマシンであるブラックイーグルが置かれています。


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カウンターは横長。お店のHP画像にはスツールが置かれていたので、カフェタイムはカウンター席としてバリスタを傍に見ながらコーヒーが飲めるのかもしれませんね。


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ブラックイーグルを正面から。WBCオフィシャルマシンであるマークが入っていますね。これ一台で約300万円近くするそう。


セミナールーム

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客席の外から写真を撮りました。

セミナールームを使ったイベントなど僕の知る限りではまだ告知されていないのですが、将来的に一般客に向けたワークショップやカッピングセミナーなど企画されると思います。


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セミナールームにはエスプレッソマシンが2台。液晶モニタやホワイトボードなどもあって本格的なトレーニングや講義ができそう。


コーヒー豆販売のカウンター

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お店を入った左手側にはコーヒー豆がディスプレイされた棚があります。カウンター奥にはエスプレッソマシンも。ウニールでコーヒー豆を買ったことがある方なら定番のサービス、"豆を200g以上購入でワンドリンクサービス"もありましたよ。


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この日はブレンド2種類とシングルオリジン4種類の計6種類が販売されていました。


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コーヒー豆は100gと200gがパッケージされたものが並んでいて、POPにはコーヒー豆の産地や特徴など詳細が紹介されていました。


テイスティング用のコーヒーも

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販売されているコーヒーのテイスティング用のものが用意されています。コップもそばに置かれていて気軽に味比べができる用になっています。

こういったサービスは大型コーヒーショップのウニールならではだと思いました。


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レジに向かうと、ウニール新本店の新しい取り組みでもある専属パティシエによるスイーツのショーケースがありました。


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エスプレッソマシンとグラインダー、その奥に見えるのが焙煎部屋です。


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こちらもガラス越しに撮影。

サードウェーブという言葉ができてから、焙煎工場を魅せる設計になっているロースターカフェが増えたと思います。このウニール新本店も世界のコーヒーシーンを意識した店舗設計になっているんでしょうね。


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麻袋に入ったコーヒー豆が積まれています。コーヒー豆の品質保持のため日光を遮断するカーテンがされていますね。


関西圏最大のロースターカフェ「Unir(ウニール)」の今後が楽しみ

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ウニールは東京への初出店をしたりと、これからもコーヒーショップとして大きくなる意識が高いと思います。

コーヒーシーンにはバリスタ選手権の出場でコーヒーショップとしての可能性を広げるストーリーがあって、バリスタ選手権のチャンピオン輩出などウニールにはそういったことも注目できるコーヒーショップ。

今年のジャパンバリスタ選手権の予選は7月下旬に始まるので、昨年3位だった山本和子バリスタはエントリーされているのか気になるところですね。

いちコーヒーファンの僕としては、セミナールームを使ったワークショップの開催も心待ちにしています。


Shop info

店舗名specialty coffee beans Unir 新本店
住所〒617-0814 長岡京市今里4-11-1
TEL075-956-0117
WEBWebsiteFacebook
営業時間豆・スウィーツテイクアウト販売 10:00-19:00
お昼ご飯11:30-14:30・カフェ14:00-19:00(18:30L.O.)
定休日水曜日
Coffee menuエスプレッソ フレンチプレス
その他ランチ スイーツ 器具販売
ACCESS阪急長岡天神駅より徒歩20分
JR長岡京駅より阪急バス今里バス停(所要15分程度)おりてすぐ。
MAP


AllSync

やはり東京がある関東から比べると、関西の新しいコーヒー文化は遅れてるという話を聞きます。ウニールのようなお店が増えて、関西のコーヒーシーンがもっと盛んになればいいですね。