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世界68ヶ国で約2万4千店舗を展開する巨大コーヒーチェーンのスターバックス。
その米スターバックスが発行するプリペイドカードの残高が、銀行預金を上回るとのニュースが話題になっています。
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僕が最初にエスプレッソドリンクを知るきっかけとなったスターバックス。(当時飲んでいたのは、フラペばかりですがww)スターバックスの日本上陸をきっかけとして、海外のコーヒーカルチャーに触れた方も多いはず。
日本1号店は1996年、東京銀座に出店。気づけば、スタバが日本にできて約20年が経っているんですね。
日本ではこれまで馴染みのなかった、エスプレッソをメインとしたテイクアウト可能なシアトルスタイルと言われるスターバックスのサービスも完全に定着、国内出店やそのサービスも成熟したように素人ながら思います。
ある意味頭打ちかなと思うスタバの国内での展開ですが、まだ数少ないながらもネイバーフッドタイプと銘打ったお酒や軽食を提供するカフェスタイルを営業していたり、最近だとスターバックスイブニングというカフェ・バーのような新プログラム店舗もオープンしています。
全世界でまだまだ広まっていきそうなスペシャルティコーヒーや、色々な抽出器具を使ってコーヒーを楽しむサードウェーブ系コーヒーショップの世界。
そんな世界のコーヒーカルチャーにも呼応するような形でスターバックスも少しづつ新しい展開を見せている気がします。
前置きが長くなりましたが、そんな世界最大のコーヒーチェーンのスターバックスのとんでもないお金の話が、ニュースになっていたので紹介します。
米スターバックスが発行するプリペイドカードの残高が、銀行の預金高を上回る!!
Original Update by: Blinkofanaye / CC BY-NC-SA
米スターバックスが発売しているプリペイドカード「スターバックス・カード」の残高が、多くの銀行の預金を上回っていることが、米データサービス会社S&Pマーケット・インテリジェンスのデータから明らかになった。
via: 「スタバカード」残高、一部銀行の預金を上回る | ZUU online
同記事によると、スターバックス・カードとモバイルアプリを通してチャージしている預け金の総額が、約12億ドルとなっているようで、日本円にすると約1284億6000万円になる...!!
日本では未導入のサービス特典による効果がでている模様。
世界68カ国で約2万4000店舗を持つ巨大コーヒーチェーンに成長したスターバックス。並み居るライバルに打ち勝つ市場戦略の1つとして2008年に導入されたのが、無料Wi-Fiや「コーヒー紅茶お代わりし放題」といった特典付き(国や地域によってサービス内容は異なる)プリペイドカード「スターバックス・カード」だ。
2011年に本格的なサービスが開始されたモバイルアプリから「キャッシュレス注文」ができる便利さがうけ、瞬く間に世界中で「常識のプリペイドカード」として認識されるようになった。
via: 「スタバカード」残高、一部銀行の預金を上回る | ZUU online
海外のスターバックスのサービスで知らなかったのですが、向こうではスタバカード、もしくはモバイルアプリを使う度に「スター」というポイントのようなものがたまり、そのレベルに応じて様々な特典を受けられます。
その内容で特に驚いたのが、1年以内にカードorアプリにて5回利用すれば「グリーンレベル」になって、コーヒーとティーがおかわりし放題になるというもの。
また、年間30回以上の利用で「ゴールドレベル」となり、上述の特典とさらに12回利用ごとにドリンクやフードが無料になるという...!!
ある種の安売りともいえるサービスが、ファーストフードチェーンのようで驚きました。
アメリカで今のスタイルのスターバックスができて約30年、お店も珍しくなくなり安売りするつもりではなくとも、サービス的にこういった展開は当たり前の戦略なのかもしれません。
アメリカのブランドイメージはどうなっているのか知らないのですが、日本ではまだファーストフードチェーンとは一線を画すコーヒーショップとしてブランドイメージがあると思います。
そういった日本の先を行く将来的にも参考となる米スターバックスのサービスが、日本のスターバックスの行末も暗示しているような気がしたり...。
もちろん日本やアメリカのスターバックスも業績は好調で、僕が驚いたサービスもアメリカで喜ばれているので悪いわけではないんですけど。
でも、おかわりし放題ってねぇ...。
将来的に日本でも利用回数によって変わる特典付きのサービスが導入されるのでしょうか。僕的にはちょっとブランドイメージが崩れるような気もしたり...。