最近は、関西でもスチームパンクコーヒーが飲める所が増えてきているようです。
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以前、立ち寄った西日本初のパリ発サードウェーブカフェ「COTUME(クチューム)」で初めて飲んだスチームパンクコーヒー。見た目のインパクトもさることながら、その近未来的なフォルムとメカ感にワクワクしました。
スチームパンクコーヒーを体験してから、このマシーンはどのような仕組みなのか気になったので調べてみました。
製造会社はアメリカのソルトレイクにある小さな会社「ALPHA DOMINCHE(アルファ・ドミンチェ)」
写真は「ALPHA DOMINCHE(アルファ・ドミンチェ)」のHPより。ソルトレイクに置かれたスチームパンクコーヒーマシンが渋い。
同社のHPによると、少人数のスタッフで開発・製造されているマシーンで、近未来的なフォルムとは裏腹に、手作り感と職人的なこだわりが感じられる新しいコーヒー抽出器具、それが「Steampunk(スチームパンク)」です。
スチームパンクコーヒーマシーンの抽出の仕方と特徴
ざっくり例えると、原理的にはサイフォンコーヒーがハイテクになった感じでしょうか。
蒸気で温めたお湯が上部のフィルターとコーヒー豆がセットされた部分に上がっていき、あらかじめ設定した回数分だけ蒸気を使ってお湯とコーヒーを撹拌し、任意に決めた時間通りに抽出(コーヒーがフィルターを通して下に落ちていく)される。
スチームパンクの特徴をまとめると...
- 抽出湯量 MAX16oz(約453g)まで。
- 抽出温度の設定幅が広く毎回同じ温度で抽出できる。
- 抽出時のコーヒーの撹拌の仕方も設定できる。
抽出中に3回撹拌を設定でき、撹拌時間は~15秒まで。撹拌は蒸気を使用しておこなわれる。 - バキュームブレイクというフィルターを通してコーヒー液を抽出する、抽出時間も選べる。
- 3種類の金属フィルターか専用のペーパーフィルターが選択できる。
僕が思う例えは、メカニカルなサイフォンコーヒー。(開発者が納得する例えではないかもしれませんが)
いまいちスチームパンクが何やねん??って人も、コーヒー好きのブロガーの方がYouTubeでUPしてくれているスチームコーヒーの動画があるので、これも見てもらえれば仕組みがよくわかると思います。
【via】 アートと珈琲と私
東京の「丸山珈琲 西麻布店」までいって、おそらくスマホを片手にスチームパンクの抽出動画を撮影してくれています。丸山珈琲のバリスタさんの作業をしながらも解りやすい説明が、凄いですね。
スチームパンクの操作は専用のアプリでおこなわれる。
動画の終盤にも出てきていますが、スチームパンクは専用に開発されたアプリを使って細かい抽出の設定や操作をします。
日本の販売代理店によると「ALPHA DOMINCHE STEAMPUNK 4.1」¥2,132,000(税抜)となっていました。
上記の写真のものが「STEAMPUNK 4.1」です。
乗用車が買えるくらいの価格にちょっと驚きですが、日本ではDCSという会社で販売されています。
関西ではスチームパンクコーヒーが飲める所はまだ限られているのですが、メカ好きには抽出するシーンを見ているだけでもお茶菓子代わりになりそうな、ハイテクコーヒーマシンの「Steampunk(スチームパンク)」。
関西でスチームパンクコーヒーが飲めるショップを紹介しておきますので、ぜひその目で見て飲んでみて下さい。
スチームパンクのコーヒーを味わえるお店!
COUTUME ディアモール大阪店
・住所:大阪府大阪市北区梅田1丁目大阪駅前ダイヤモンド地下街1号
・電話:06-6348-4630
・営業時間:7:30~22:00
・席数:20席(店内、店舗前共用部も利用可)
・URL:http://www.diamor.jp/shop/coutume/
イオンシネマ京都桂川 Feel-good COFFEE
・住所:イオンシネマ京都桂川 併設?京都市南区久世高田町376番1 イオンモール京都桂川3F
・電話:075-922-2230
・営業時間:9:00~22:00
・席数:48席
・URL:http://kyotokatsuragawa-aeonmall.com/shop/detail/228
【参照・画像引用】Alpha Dominche(スチームパンクコーヒーマシンメーカー)
機能的なこともさることながら、コーヒーの風味にどういう利点があるのかじっくり飲み比べてみたいですね。機器の価格的に家で試すなんてのは絶対無理...。