久しぶりに話題のカフェに行ってきました。
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「COTUME(クチューム)」ディアモール大阪店は2014年12/12に大阪梅田のディアモール内にオープンしたパリ発のカフェでもあるコーヒーショップ。
カフェ文化の本場パリのお店がサードウェーブコーヒーのエッセンスを取り入れて、アメリカのコーヒーショップにはないフードや雰囲気のオリジナリティ溢れるカフェでした。
「パリでいま一番美味しいコーヒーが飲めるカフェ」
COTUME(クチューム)の店頭風景
ディアモールは地下鉄を結ぶ地下通路に作られたショッピング施設で、梅田で地下鉄やJRを乗り換える人がよく利用します。
人通りは多い一角にオープンしたのがパリ発のカフェ「COTUME(クチューム)」です。
白を基調とした店内は、エレガンスなイメージ。最近流行りのカフェのデザインとは一線を画しています。
店内からの写真。
訪れたのは平日の午後だったのですが、様々な人が行き交う大阪梅田の地下街にあってとても賑わっていました。
天井には印象的な木の枠組みが。
内装は、パリをはじめフランス国内外で名高い商業施設や店舗の設計・デザインを行っているカット アーキテクチャー(CUT architectures)が手掛けています。
控えめなウッディと白を基調にしたフランス発のデザインは新鮮。
セルフサービスの店内にコーヒー、紅茶やジュースと豊富なメニュー
店内はセルフ形式で、テイクアウトもできるようですが先に席をとってからオーダーをした方が良さそう。
コーヒーメニューは豊富。
「エスプレッソ」から「ドリップコーヒー」、そして「水出しコーヒー」から、本場のエスプレッソ文化の飲み方「コルタード」や「カフェノワール」など、パリ発のカフェといえるメニュー内容でした。
また「紅茶」や「ジュース」、「グリーンスムージー」といったコーヒーメニュー以外の物もありました。
ペストリーケースには豊富なケーキやパンが並べられていました
レジカウンターの横にペストリーケースがあり、スイーツからスープ、サンド類と軽食も豊富。
ショーケースの上にはクロワッサンも並べられていました。
「COTUME(クチューム)」は、キッチンスペースも広く取られており、未確認ですがパンも店内で焼きあげられている匂いがします。
スイーツやフードもよくあるコーヒーショップと違って本格的なのがカフェ「COTUME(クチューム)」の特徴です。
色々なコーヒーの飲み方を楽しめる
ハリオのドリッパーが並べられたカウンター。
白が基調の店内に映える「赤色のドリッパー」、こういった配色もヨーロッパ特有のセンスを感じます。
水出しコーヒー
客席のそばに水出しコーヒーの器具が置かれていました。
僕のイメージでは昔から喫茶店でよく見かけるイメージ、このお店にあると何だか新しい抽出法に見えますね。
話題のコーヒーマシン「スチームパンク」
この新しいスタイルのコーヒー抽出マシンは「Alpha Dominche社」が開発した「スチームパンク」というコーヒー抽出器具で、なんと乗用車1台分の値段がするシロモノ。
抽出原理はサイフォンコーヒーと似ていますが、「Alpha Dominche社」が独自に開発したアプリがタブレット端末にインストールされており、アプリを使用して抽出動作をマシンにプログラムできるハイテクなコーヒーマシーンになっています。
またスチームパンクは金属フィルターかペーパーフィルターを選択することができるので、コーヒーオイルも楽しめて様々な設定も可能な新しい抽出マシーンです。
クチュームのコーヒーカップなど
テイクアウト用のカップ。この3つのカラー絵柄に意味が込められています。
エスプレッソ用のコーヒーグラインダーとエスプレッソマシーン「シネッソ」。
「シネッソ」は1台1台ハンドメイドされるアメリカのエスプレッソマシーンメーカーで、この1台は「COTUME(クチューム)」のイメージにあった純白のボディに、特注の木製ハンドルを指定した世界に一台だけのデザイン。
スチームパンクコーヒーとラテ、ケーキを注文
客席は基本的に2名がけのテーブル席が並べられており、3名以上であれば席をくっつけて4名掛けにできます。
オーダーした後は注文札を渡されてテーブルまで持ってきてくれました。
注文したスチームパンクコーヒー。
「スチームパンクコーヒー」はハリオのビーカーにサーブして、豆の説明書きと共に持ってきてくれました。
この時のシングルオリジンのスペシャルティコーヒーは、中米のエルサルバドルのコーヒー。スチームパンクで淹れられたコーヒーは初めてでしたが、美味しくいただけました。
カナイが注文したカフェラテ。
僕の感想はエスプレッソもそこまで苦くなく、軽めに感じるミルクのあっさりしたラテでした。
「クロワッサン・ザマンド」と「ガトーショコラ」
「クロワッサン・ザマンド」と「ガトーショコラ」を注文。ちなみに「スイーツ+コーヒーセット」があったのですが"¥700"という高コストパフォーマンスでした。
手間のかかったコーヒーとスイーツがこの値段で注文できるのはかなり魅力的です。
「ガトーショコラ」はツンと立ったホイップが華やかさを演出、「ガトーショコラ」もくどくない甘さで美味でした。
「クロワッサン・ザマンド」は、クロワッサンに更にアーモンドベースのクッキー生地を包んで焼いたパンのこと。
外はサクサクで中はしっとりしたクロワッサン生地になっているので、2つの食感が楽しめます。僕は人生で初めてこのパンを食べたのですが、かんなり美味しいパンでした。
フランスのカフェとサードウェーブコーヒーがクロスオーバーしたカフェ
写真左はこの日販売されていたコーヒーリスト、小さくて見えませんが。(すいません)
コーヒーリストには、OSAKAブレンドと3種類のシングルオリジンのコーヒー豆が用意されていました。
「COTUME(クチューム)」は"フランス的美意識"のカフェセンスに、注文を受けてから淹れるシングルオリジンのスペシャルティコーヒーなどの「サードウェーブ」が加わったカフェ。
創始者でありオーナーの1人であるアン・トワンさんは、フランスのコーヒー文化は商業的な安さ優先のコーヒーが主流の中、「高品質、透明性と専門的技術に基づくコーヒー文化をパリで広めたい」とこういったスペシャルティコーヒーを提供するカフェを始められたそうです。
サードウェーブ系のコーヒーショップは欧米で起こったムーブメントなのですが、それに影響を受けたフランス人が自国のカフェ文化のコーヒーのクオリティを上げようと、新しいカフェでもあるコーヒーショップが生まれました。
パリにも20件ほどのスペシャルティコーヒーを扱うお店があり、みんなクオリティが高いそう。
食の美意識が高いフランスにサードウェーブのコーヒー文化が出会って、コーヒーショップという枠には収まらないレベルの高いカフェがたくさんありそう。この「COTUME(クチューム)」は日本に上陸したそんな新しい次元のカフェだと感じました。
Shop info
店舗名 | COUTUME(クチューム)ディアモール大阪店 |
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住所 | 大阪府大阪市北区梅田1 大阪駅前ダイヤモンド地下街 1F |
TEL | 06-6348-4630 |
WEB | WebsiteFacebookInstagram |
営業時間 | 7:30~22:00 |
定休日 | 不定休 |
Coffee menu | エスプレッソ スチームパンク ドリップコーヒー |
その他 | 席数:20席(店内20席、店舗前共用部も利用可) |
ACCESS | 北新地駅から約157m |
MAP | |
コーヒーに注力した本場パリのカフェは、初めてでした。世界中で進化していくコーヒー文化、これからもどんなスタイルが生まれるのか楽しみです。