【鶴見区カフェ】あの「TRUCK」が創ったカフェに行ってきた!大っきなサンドにかぶりつき、カッコいい家具に男も大満足のカフェ「Bird COFFEE」。

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ここ最近はスマホレイアウトにかかりっきりで久しぶりの更新になってしまいました。スマホユーザーのみなさん、見やすさはどうでしょう??

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今まで知ってたけどなかなか行けなかった大阪・鶴見区にある家具屋さん「TRUCK」が創った「Bird COFFEE」に行ってきました。全国区で有名な家具屋さんが創ったカフェとあって、シンプルで飾らない家具と調度品に囲まれながら、本当に居心地が良く過ごしてきました。大げさですが、今年行くカフェでこのお店を超えることはないであろう位のカフェ体験でした。

大阪にカフェを探しに来た人がいれば、間違いなく僕はここを推します!今回はそんなおすすめカフェの記事です。


↓↓その後また行って来ました♪♪

「TRUCK」は、1997年に黄瀬徳彦さんと唐津裕美さんの2人がオープンした全国で人気の家具店。

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【img via】TRUCK


ちなみに「TRUCK」「Bird COFFEE」は、地域周囲の配慮と同業他社対策のため店内と外観の写真撮影が禁止になっています。カフェの店員さんに確認した所、料理写真はOKだったので料理以外の風景写真はホームページから引用させてもらいました。実際にお店の雰囲気や家具を体感して本当に素晴らしいと思ったので、今回は写真でお伝えできませんが皆さんも一度は行って唯一無二のTRUCKの世界観を味わって欲しいと思います。



「Bird COFFEE」は「TRUCK」の家具に座りながら、ケンタロウさんが考えたカフェご飯が味わえるお店。もちろんコーヒーメニューも有り〼。

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店内のキッチンの風景を切り取ったホームページからの写真です。店内の内装は、自分たちで壁に木材を貼り、壁を塗ってはイメージが違うと壁を塗りなおしたりと、なんとデザイナーや図面もなしに8ヶ月かけて完成したようです。「TRUCK」に隣接する自宅キッチンに使って気に入ったタイルや天井板をこのカフェにも使用し、オーナー自身もくつろげるアットホームな雰囲気を目指したそう。


カフェをやるきっかけは、ドーナツマシーンに一目惚れした事と、「トラック」のお客さんに休憩できる場所を提供したかったから。

現在の場所に移転する前は、大阪の玉造にお店を構えていたそうです。その頃から、お店に来てくれたお客様がお店の前のバス停に腰を掛けてカタログを見ている姿をよくみかけていて、カフェを作りたいと思っていたそうです。

店内写真の手前側にガラス窓が見えますが、ここに店内で揚げられているドーナツを作るドーナツマシーンがあります。オーストラリアでこのドーナツマシーンを見かけてから、めちゃくちゃ可愛くて夢中になったそうです。しかし、実際に購入して驚いたのが、ドーナツマシンの値段がお店の厨房器具一式の値段より高かった事だとか...。

運良く僕が座った席が、ドーナツマシンがよく見える所だったのでマシンを観察していたのですが、何だかジブリの映画に出てきそうな「ガシャンッ、ガシャンッ」というレトロな動きをする(実際に少しウィーンって機械音がする)、オーナーが惚れ込んだのがわかる愛嬌のあるマシンでしたよ。


お客さんが土を踏んで、木の下を通って入るように設計されたカフェの入口

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店頭入り口には、覆いかぶさるようにエノキの木が植えられています。秋には赤い実がなって鳥がやって来るので店名は「バード」にしたそう。お店の向かいにある家具工房の「TRUCK」にも、1本1本選んで植えた35本以上にのぼる多くの樹木が移植されており、こちらにも驚くほどたくさんの鳥が集まるそうです。

一度お店に行けば感じると思うのですが、木々に囲まれた「TRUCK」「Bird」があるこの一角だけが本当に別次元の雰囲気になっていて、お店に入る前からこの「TRUCK」ワールドに惹きこまれます。


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店内は4人用テーブル×5(くらい)大テーブル(最大6名が座れる)片側がソファになった2人用テーブル×3(くっつければこちらも6名位座れる)が用意された、オープンキッチンから客席が程よく見渡せる程の広さを持った空間でした。僕が行ったのは平日の15時位だったのですが、ホール担当の店員さんも1人で対応できるくらいの、お客様に目が届く程よい距離感でした。

店内に使われている家具はもちろん「TRUCK」のもので、素材が持っている質感をそのままを生かした木材と皮や鉄だけで出来たシンプルな家具が並んでいました。僕がカフェに行った時には、この写真とは違っていて壁に木材の板が打ち付けられたまた違った雰囲気になっていましたよ。

壁に熊の剥製や小物が並べられた棚も作られており「TRUCK」ファンには見応えがあると仕上がりになってます。皆さんも一度見に行ってみてください。



お店の雰囲気に劣らず、見て美味しい食べて満足のカフェメニューたち。

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店内入り口のドーナツマシーンで揚げられるお手頃価格の「ドーナツ¥130」。ドーナツはテイクアウトが可能で、コーヒーのお持ち帰りやコーヒー豆の販売もやっていました。



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ツレが頼んだ、「スパイシーホットチョコレート(冬季限定)¥600」「ドーナツ&カスタードクリーム¥180」



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揚げたてのドーナツに、ドーナツが見えなくなるくらいたっぷりとカスタードクリームをのせたスイーツとも言える逸品。バニラの風味がしっかりとした硬めのカスタードクリームに、サクッとしたドーナツはおやつに最適かと。



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有名なパン屋さん「タケウチ」がこちらのドーナツ専用に配合した粉を使用しているそうです。外はカリッとしていても中はもっちりとした仕上がり。



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スパイシーホットチョコレート(冬季限定)には、しっかりとスパイスがかかっており少しビターな大人の味わいでした。さむ〜い冬に温まりそうな一品でした。(もう春ですけどね。)



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僕は「アイスミルクコーヒー¥600」を注文。コーヒー用のシロップはたしかwwメープルシロップがついてきました。こちらのコーヒーに使われているコップも「TRUCK」で販売されてます。



頼んでびっくりのボリューム!「アボカドとベーコンのターキッシュサンド¥1,250」

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ランチが終わった時間帯だったので、フードメニューはサンドやカレーの軽食が中心で、特に考えもせずサンドを頼みました。注文時、店員さんに二人で食べるんだったら2つにカットしましょうか??と聞かれたのですが、それを断った後、出てきたサンドイッチの大きさにビックリ!お皿めいっぱいのパン今にもこぼれそうな位たっぷり入った野菜とベーコンのサンドが出てきました!



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ペーコンも肉厚で、アボカドも半玉以上は入っています。



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提供時に店員さんから「上からパンを押しつぶして、両手でしっかり持ってかぶりついてお召し上がり下さい」とww。良い意味で飾らない接客と豪快なサンドに、お店の気取らない雰囲気を感じました。作りこまれた雰囲気のある店内でも気を遣わずにかぶりついて味わさせてもらいました。

このカフェのメニューは、オーナーと親交が深い料理研究家のケンタロウさんと一緒になってメニューを考案されたそうです。大きな事故をされてしまって、メディアで見かけることはなくなってしまったケンタロウさんですが、「男子ごはん」というジャンルを創りだした才能をここで味わうことができました。



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ホットのコーヒーも飲んでみたかったので、デザートを注文することに。
「たっぷり卵のプリン自家製アイスクリーム添え¥500」「Birdブレンドコーヒー¥500」を頼みました。



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家具屋の片手間にやっているカフェではなく、1つ1つの商品に手抜きはなしでした。この自家製プリンなんて、更に自家製のアイスをのせてカラメルソースがたっぷりとかけられた濃厚なスイーツに仕上げられていました。



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こちらは「Birdブレンドコーヒー¥500」。コーヒーに関しては実はそんなに期待していなかったのですが、オープンキッチンを見てみるとサイフォンでコーヒーを淹れているのがわかりました。しかも、ちゃんとオーダーが入ってから一杯一杯淹れられていたのでとても感心しました。

カフェとはいってもお店によって特徴は様々で、料理は素晴らしくてもコーヒーは全自動のマシーンであったりと(全自動が悪いという意味ではなく)ある意味コーヒーに関しては簡略化しているお店も多いと思います。しかしこのカフェでは、家具で行っている1つ1つ手作りされているポリシーが、このコーヒーを淹れるという行為にも表れているようで、大げさかもしれませんが何だか感動しちゃいました。

この「Birdブレンドコーヒー」はどのロースターに作ってもらっているのかは解らなかったのですが、このカフェ用にブレンドしていると表記されていました。他にもあの「フグレン」のコーヒーも提供されていたので、ドリンクの1つ1つにまで注力されているんだなと感じました。

このカフェをやるにあたってわざわざ食器も1つ1つ考えて作ったようで、コーヒーカップにしてもお店の雰囲気にあっていて、トータルで作りこまれているこの空気感にいつまでも長居したくなるカフェでした。


オーナーのポリシーが息づいた家具とカフェ。とても居心地の良い空間がそこにはありました。

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このブログのカフェ記事を書く時のお店選びの基準は、基本的にコーヒーに力を入れているカフェを題材に選ぶようにしています。しかし今回のカフェ「Bird」はどちらかと言うと家具屋さんがプロデュースしたカフェとあって、店内の雰囲気や空気感が素晴らしいという噂を聞いて来ました。

なのでコーヒーに関してはあまり取り上げる題材がなかったのでちょっと気を抜いていて、カッコいい店内写真をパシャパシャ撮って(実際は撮影禁止だった)ほどほどに、ブログに上げたろうと思っていたのですが、そんな考えが吹き飛ぶくらいほんとうに素晴らしいカフェでした。

カフェにおいて重視されるポイントに、美味しい料理であったりこだわった内装デザイン、または落ち着く空間というのがあると思うのですが、このカフェ「Bird COFFEE」僕にとってその全てがそろったカフェでした。流行に流されずそれぞれの素材感を大切に、奇をてらわず、長く使える家具を作るというポリシーが、ジャンルを超えてカフェにも息づき、それが居心地のよい空間を作り出しているんだろうなと思いました。

人によっては少し行きづらい場所であったりしますが、オーナーが表現したかった空気感がこの場所だったんだろうなと理解できるくらい素晴らしい店舗がそこにあります。カフェ目的以外で行っても絶対損はないお店なので、ぜひ!行ってみて下さい!


Shop info

店舗名Bird (バード)
住所大阪府大阪市鶴見区緑4-1-16
TEL06-6958-1616
WEBWebsiteFacebook
営業時間11:30~22:30(L.O.21:30)
ランチタイム11:30~15:00
ディナータイム18:00~22:30(L.O.21:30)
定休日火曜、第1・3水曜
Coffee menuサイフォンコーヒー
その他駐車場:有(6台)
ACCESS地下鉄今里筋線 清水駅1番出口より徒歩6分
新森古市駅1番出口より徒歩10分 新森古市駅から485m
京阪本線森小路駅東口より徒歩15分
MAP

↓↓その後また行って来ました♪♪

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カフェは外観のイメージや雰囲気が、そのお店の良し悪しを決めるのにとても重要だと思っているのですが、ここは見た目以上にサービスや商品にもお店のポリシーや筋が通っていると感じるそんなステキなお店でした。