日本最大級のオフィス街「新宿」にあるバリスタ世界チャンピオンのエスプレッソカフェに行ってきました。
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「Paul Bassett 新宿」は、2003年世界最年少でオーストラリア人初のワールドバリスタチャンピオンになったPaul Bassett(ポール・バセット)のお店。
僕がポール・バセットに興味を持ったのは、Fgulen Tokyoの小島さんやONIBUS COFFEEの坂尾さんなど、東京のコーヒーシーンを盛り上げるオーナーバリスタの出身店だから。
25歳という若さでワールドバリスタチャンピオンになったポール・バセットは、日本のコーヒー業界でも話題で彼の名前を冠したお店が新宿にオープン。
フグレンの小島さんなどは、当時の業界誌に取り上げられていたポール・バセット氏を知って、このお店で働こうと思ったそうです。
オーストラリアのコーヒーカルチャーは世界でも有数で、日本でも海外のコーヒーシーンがメディアで特集される昨今、シドニーやメルボルンのコーヒーショップの話題は僕もよく目にします。
最近だと、京都で僕が好きなコーヒーロースターWEEKENDERS COFFEEさんがメルボルンの視察に行かれ、色々なお店のコーヒー豆を持ち帰りパブリックカップングを開催、僕もそれに参加しました。
当日はコーヒーショップで働く関係者が多く、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアでバリスタとして働いているという女性バリスタがいたのが印象に残っています。(参加中に小耳にはさみました(笑))
バリスタチャンピオンが輩出されたり、邦人が渡航しやすい環境であったりとコーヒーカルチャーも含め日本人にとって身近な国のオーストラリア。
僕がコーヒーに興味を持ったここ数年はノルウェーのカフェが話題になったり、ブルーボトルコーヒーの日本初上陸など話題には事欠かないコーヒー業界でもありますが、コーヒーショップの話題も早く過ぎ去っていくように感じます。
そんな日本のコーヒーシーンで、オーストラリア出身のバリスタチャンピオンが作ったエスプレッソカフェが、日本最大級の歓楽街とオフィス街がある新宿に上陸したのが2005年。
移り変わりの激しい業界で10年以上たった今も、新宿の高層ビル街で「世界一のコーヒーを提供」していると聞き行ってきました。
ポールバセットのコンセプトは"エスプレッソカフェ"
「Paul Bassett 新宿」は新宿野村ビルの地下一階にあります。新宿の高層ビル街のレストラン街に構えたエスプレッソカフェは、これまでに僕が通ったコーヒーショップやロースターとは少し雰囲気が違いました。
新宿野村ビル南側の階段から地下へ
新宿野村ビルの地下街は、ビル内のオフィスや近隣オフィスのレストラン街としても設計されたようで、様々な飲食店が入っていました。
ビルの店舗案内には、"エスプレッソカフェ"と表示が。
新宿野村ビルの南側から、地下のレストラン・ショップエリアに降りて行きます。
地下のレストラン街の一角に「Paul Bassett 新宿」があります。
階段を降りて通路に沿って歩けば、程なくして「Paul Bassett 新宿」が見えてきました。外にはテラス席も用意されています。
バリスタチャンピオンのポール・バセットの名を全面にアピールした店名。看板上部にある"バリスタ"の王冠マークがアクセントになっています。
入口の扉は大きなガラス窓になっていて、店内の雰囲気がよくわかります。
イタリアンレストランに併設される形で、カフェがありました。
僕が訪れたのは、平日の14:00ごろ。
ちょうどカフェタイムがそろそろ始まりそうな時間帯で、ここら一帯の利用人口が高いのもあってかアイドルタイムでも関係なくお店は混雑気味でした。
ポール・バセットのカフェは日本の会社が運営。その系列のイタリアンレストランに併設される形でこのカフェがあります。
この様な大きなメニュー看板の下にバーカウンターとレジがあります。
カウンター奥には焙煎機とセミナーに使えそうなスペースがありました。
カウンターの奥には冷蔵のジェラートケースと、小さなカウンターが。
ポール・バセットの案内を見ていると、頻繁にセミナーが行われておりそういった用途でこちらのスペースは使われていそう。
少し驚いたのはポール・バセットの日本で使われているコーヒー豆は、こちらで焙煎されているとの情報があります。全てではないのかもしれませんが、焙煎後の鮮度を気にする人には嬉しいことですね。
バリエーション豊かなエスプレッソドリンクメニュー。
オーストラリアスタイルの「フラットホワイト」などエスプレッソドリンクのメニューが豊富です。
注文に訪れる人が途切れない中、女性バリスタが2人で回していたのが印象的でした。
エスプレッソマシーンに詳しい方なら、この写真を見ただけでメーカーがわかりますかね??メーカー名が見られずどこのものかわかりませんでした。(泣)
エスプレッソ以外のコーヒーメニューも迷うくらいあります。
レジ前のメニュー。コーヒーメニューの他にジェラートもあります。この日は4杯目のコーヒーだったので、手が伸びずドリップコーヒーのみを注文。
この日の提供コーヒーはシングルオリジン3種と、ポール・バセットが世界一に輝いた際に使用したシグネーチャーブレンドがありました。
豊富なエスプレッソメニューと、シングルオリジンのコーヒーは、エアロプレスからドリップコーヒー(これはマシーン)、フレンチプレスまでと多彩な抽出方法が用意されています。
たくさんのパンメニューとケーキ各種も。
お昼のピーク後のせいか少し寂しいペストリーケースですが、クロワッサンやクッキーがありました。
このエスプレッソカフェのスイーツは、有名パティシエとのコラボレーションで作られているそうです。オフィス街のカフェなのでこういったフードも充実させたんでしょうね。
バリスタはドリンクを作る以外にも、軽食やケーキを運ぶのに忙しそう。カフェとしてとても繁盛していました。
お冷やはセルフで用意されていて、その横に充電が出来るバッテリーも用意されていました。
セルフスタイル定番のコンディメントバー。
コーヒー器具や豆売りもたくさんありました。
コーヒーショップ定番のオリジナルマグ。
ハリオのドリッパー、エアロプレス、サーバー、コーヒーミルなど。一通りのものは揃っていました。
コーヒー豆を販売している棚です。公式のHPではブレンドもあわせると10種類以上のコーヒー豆の取り扱いがあるようです。
コーヒーショップの存在感もありながら、軽食、ケーキまで幅広いシーンに対応できるこれぞエスプレッソカフェというお店でした。
僕が思う海外系のカフェの特徴は、コーヒーショップとしての存在感もありながら、豊富なカフェメニュー(軽食など)があること。末尾に記載したモーニングメニューやランチメニューがありつつ、コーヒーショップとしても薄まっていない専門性がありました。
こういった海外のカフェが凄いと思うのは、カフェとしてのメニューが充実、それでいて当たり前のようにコーヒーの専門性もあること。
海外のカフェシーンでは、1日にバリスタが1000杯くらいコーヒーを淹れているとよく見聞きするのですが、コーヒーを含めたカフェ文化の違いを海外発のカフェに行くと感じます。
バリスタチャンピオンが作ったコーヒーショップと思って行くと、カフェとしてのスケールの大きさに、最初は大味な印象を受けました。
ですが、2014年にはエアロプレスの世界チャンピオンを輩出するなどバリスタの濃度は落とさず、日本有数のオフィス街のビジネスパーソンを受け止められるカフェ(飲食店)としても、レベルの高いお店でした。
スペシャルティコーヒーとモーニングメニューも楽しめる「Paul Bassett 新宿」の"エスプレッソカフェ"というスケールを一度味わってみて欲しいと思います。
モーニングセット(~11:00)
焼き立てトースト+ドリンク 390円
クロワッサンサンド+ドリンク 440円
ランチタイム限定(11:00~14:30)
ピッツァ マルゲリータ セット(サラダ、コーヒーor紅茶付き)1250円
セット(ドリンク付き)
パニーニセット各種 810円
パティシェ特製キッシュセット各種 820円
リコッタチーズのパンケーキセット 1090円
数量限定ショコラパンケーキセット 1200円
Sweets
イタリアンジェラート各種 390円~
ケーキ各種 470円?
ケーキセット(14:30~ ドリンク付き)780円
ポールのアフォガード 520円
via: 4/4 ポール バセットのバリスタ、エアロプレス2014優勝 [カフェ] All About
Shop info
店舗名 | Paul Bassett SHINJUKU(ポールバセット新宿) |
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住所 | 〒163-0590 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B1F |
TEL | 03-5324-5090 |
WEB | WebsiteFacebookInstagram |
営業時間 | [月~金]7:30~20:30 [土]8:00~20:00 [日・祝]9:00~19:00 |
定休日 | 記載なし |
Coffee menu | エスプレッソ エアロプレス フレンチプレス ドリップコーヒー |
その他 | 豆販売 器具販売 アルコール(ビールのみ) モーニングセット ランチセット |
ACCESS | 東京メトロ丸ノ内線【西新宿駅】 約徒歩5分 西新宿駅より約400m |
MAP | |
普段よく行くコーヒーショップは個人商店のようなロースターが多いのですが、これぞカフェっていうスケールの大きさを感じるお店でした。