シングルオリジンにこだわるお店「NOZY COFFEE 三宿店(ノージーコーヒー)」は、コーヒーとの新しい出会いをコンセプトにしたオサレなコーヒー豆屋さんだった。

NOZY COFFEE

関西在住の僕なんですが、東京のカフェを巡ってきました。
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昨今のコーヒーブームでよく耳にする「シングルオリジン」という言葉。
「シングルオリジン」とは、コーヒーの生産国や生産地、そして生産処理方法が明確で、かつそれらが一切ブレンドされていないコーヒーのこと。

そんなシングルオリジンにこだわって、コーヒー1つ1つの個性と向き合い、そして新しいコーヒーとの出会いをコンセプトにしているロースタリーの「NOZY C0FFEE」に行ってきました。


閑静な住宅街と世田谷公園の間にあるちょっと隠れ家っぽいコーヒーファクトリー


NOZY COFFEE

「NOZY COFFEE」は雑誌のコーヒー特集などではよくみかける有名店。さぞかし人通りの多い場所をイメージしていたのですが、意外と駅からは遠く、近隣は公園や住宅街、学校などが多い地域にありました。

駅前などに店を構えるとコーヒー以外の利用客も多く(待ち合わせや時間つぶしの場所として)、コーヒー豆屋さんというブランディングがぼやけるというこだわりから、地域に根ざすためにこの場所にお店を構えたそうです。


NOZY COFFEE

バスで最寄りの停留所まで行ってから、閑静な住宅街を抜けていき徒歩で約15分位だったでしょうか、世田谷公園の向かいに「NOZY C0FFEE」が見えて来ました。


NOZY COFFEE

いっけん何のお店か分かりづらいかもしれない、ファクトリー風な外観。


NOZY COFFEE

「自家焙煎豆」「シングルオリジンコーヒー」と、取り扱っているコーヒー豆の産地が書かれた壁。


NOZY COFFEE

お店の入り口。
2階と3階は他のテナントで、「NOZY C0FFEE」は1階と地下部分になります。


NOZY COFFEE

お店のベンチの横には、ペットを繋いでおける鉄柱が。
地元の買い物客や、近くにある公園利用客への配慮でしょうか。街に根ざした細やかな気遣いを感じます。


NOZY COFFEE

入り口を入るとこのように中二階と地下一階に降りる階段にわかれています。


NOZY COFFEE

入り口を入ってすぐに地下1階を見下ろした所。
カウンターとバリスタの動きが上からよく見える作りは珍しいですよね。


NOZY COFFEE

地下1階は、販売のカウンターとその横に焙煎場所がありました。
あと、2〜3人が立って飲める位のカウンターがあります。カフェというよりは、コーヒー豆屋さんといった雰囲気。


NOZY COFFEE

地下1階におりる途中のディスプレイ。「NOZY COFFEE」ではボダムのコーヒー器具を使っていて、販売もされていました。


NOZY COFFEE

販売カウンターの中はエスプレッソマシーンが1台、そしてコーヒー豆の陳列、レジとなっていました。産地国と農園が明記された「シングルオリジン」のコーヒーが並んでいます。

メニューはシンプルに、「エスプレッソ」¥200-「フレンチプレス」¥400-「ラテ」¥350-「アメリカーノ」¥300-となっていました。エスプレッソ用のコーヒー豆も2種類から選択できるので、ラテを注文してもコーヒー豆の違いを楽しむ事ができます。


NOZY COFFEE

中2階に丸椅子が4つあるカウンターがありましたので、そこへ移動。コーヒーはフレンチプレスで、コスタリカを注文しました。青い果実をかじった時の様な香りと風味で、ロースト感は強く感じなかったので浅煎りの部類と思われます。

実はこの日に、夜行バスで大阪から朝方新宿について、夜にまたバスに乗って帰るまでに5〜6件ほどカフェを巡る予定の中の2軒目が「NOZY COFFEE」だったのですが、お店の写真を撮るのと今後の予定を組み立てるのに必死で、せっかくのコーヒー豆のお話を店員さんに聞く余裕がありませんでした。

食べログでユーザーが投稿されているメニューには、シングルオリジンコーヒーの飲み比べができるメニューを見かけたので、せっかくコーヒー豆に特化したお店に来たのなら、そういう楽しみ方をするのもオススメだと思います。


NOZY COFFEE

時間に余裕があれば、コーヒー豆のディスプレイ写真を撮ったり、コーヒー豆の特徴など話をしてみたかったなぁと思案しながら、中2階のカウンターで一息。窓からの景色は、三宿という落ち着いた街の雰囲気とポツポツとあるお洒落なお店が見えて良いロケーションでした。

このお店はコーヒー豆屋さんというコンセプトなので、カウンター席4つとお店外のベンチ席だけと少ないのですが、カフェをメインにしても人気が出る場所だろうなと感じました。


シングルオリジンの豆で街に根をおろし、コーヒー豆との出会いを楽しめるコーヒーストア。


NOZY COFFEE

僕がお店を訪れたのは、平日の昼下がりの午後。中2階のカウンターには、ご近所が生活圏と思われるお母さんと赤ちゃん、そのおばあさんが、コーヒーを片手にお喋りを楽しんでいました。そんなゆったりとした時間が、「NOZY COFFEE」には流れていました。

明確なコンセプト「シングルオリジン」というコーヒー豆へのこだわりがあるからこそ、豆販売とその接客に力を入れ、ファンを増やしていく。「NOZY COFFEE」のファンになったお客様は、またお店に来店しカウンターで新しいコーヒーと出会い、コーヒー豆を購入する。

こちらのお店はイートイン中心ではないからこそ、店内のゆったりとした雰囲気とコーヒー豆販売の接客によるお客さまとの親密なコミニケーションが成立しており、コーヒー豆屋さんというブランディングがしっかりとお客様にも根付いているようでした。


NOZY COFFEE (ノージーコーヒー)TEL:03-5787-8748 住所:東京都世田谷区下馬2-29-7
アクセス:東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅徒歩10分 東急田園都市線「池尻大橋」駅徒歩10分 渋谷駅∼東急バス渋31∼34系統「自衛隊中央病院入口」バス停徒歩1分 三軒茶屋駅から742m
営業時間:11:00∼19:00 定休日:火曜日 席数:4席(カウンター4席)




AllSync

さて、東京カフェ巡りの三軒目の記事がやっと出来上がりました。
それにしてもブログ更新ペースが全然上がってこないので、普段のスケジュールを見なおさねば...!!