二度目の夏、二度と来ない夏。
”AllSync.jp”へようこそ。Sync.(@AllSync.jp)です!
ブログをやっていなければ、きっと見ることのなかった景色。
夏の思い出はたくさんあっても、今年の夏は二度と来ないだろうなってモニターを見ては思い出す写真たち。大人になって家族ができて、子供が大きくなったらたまには泊まりでどっかに行ったりして、お盆は両親親戚に会いに行ったりする。誰しもが平和で幸せな予定調和の夏。
もうそんな夏が毎年来るんだろって、それもたいそうな幸せだって思ってたけど、まだまだ夏の熱い想い出作りは天井知らずでした。オールシンクが参加するブロガーコミュニティ「BLOGGERS TEA PARTY」のみんなと三重県志摩市の間崎島でグランピングしてきました。
BTPは関東方面にメンバーが多いグループなのですが、たまにはメンバーのいち員として傷跡残したいよねって言っていた喫茶店@ウェブダイバー、難病持ちで車椅子の人(@kissaten)さんと、夏が始まるずっと前から密かに進めていた企画。
現地でコーディネーターをしてくれた喫茶店さんの”センパイ”と共に、BTPコミュニティ内のメンバーを誘って三重県伊勢志摩の間崎島にて平成最後のグランピングでスパーキングしてきた様子をお届けします。
【参加ブロガー※順不同】
[Feel like21]ライブに行ったり、三重でグランピングをしてきたよ! - blancoo house
伊勢の絶景に魅せられて。ブロガーたちと最高の2日間を過ごしてきた | ガジェットTouch!
命を削ってまで出たイベントは楽しくて嬉しくて、ステキな旅でした BTPin三重 志摩市 間崎島でグランピング | 喫茶店の部屋
離島とヘリとボートハウスで最高の夏を先取り #BTPアンプラグド志摩 Day 1 | でこにく
【三重県 間崎島】人口100人の島で楽しむ最高のグランピング | カメラ・ガジェット・旅好き20代男子のライフスタイルマガジン"webledge(ウェブレッジ)"
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三重県志摩市の間崎島遊海倶楽部で離島グランピング!!
東京組の移動を手伝ってくれたSuzUBERのスズキさんはここでお別れ。
全国的に三重県ってどんなイメージがあるんでしょうか??おそらく近畿圏や関西地方の僕たちが、関東方面で東京以外にあまりイメージが沸かないのと一緒かもしれませんね。書店に羅列されたガイドブックのようにランドマークすると、伊勢神宮、鳥羽水族館、熊野古道、松阪牛などなど。
今回はその中でも、太平洋に面したリアス式海岸が生み出す、広大な海と島々の景観が美しく残った志摩市の離島施設でのグランピングを企画しました。
あご湾定期船航路にて間崎島へ
近鉄賢島駅から徒歩5分くらいのところにあるあご湾定期船航路に乗って島に向かいます。定期船は朝7時ころから夕方17時ころまで便があります。
人口100人ほどの間崎島へ到着!
近鉄賢島駅から定期船に乗って間崎島までは20分ほどで到着しました。7月中旬とはいえ天然の青空サウナにいるような日差しの中、UVケアはもう諦めて定期船の屋上デッキにて夏の旅の始まりを満喫しました。
里海の環境保護と再生事業地区でもある間崎島
間崎島遊海倶楽部というマリンアクティビティとグランピングの施設を利用させていただきました。島内にある大きなテントを目の前にすると、みんな思わず声が上がる。
間崎島遊海倶楽部 | 志摩 渚の交番 | 一般社団法人伊勢志摩里海学舎
間崎島遊海倶楽部パンフ はこちらからダウンロード出来ます。 予約制マリンアクティビティ 志摩の海を体感できる多彩なアクティビティと贅沢なランチをご用意。
ウェルカムドリンクとオリエンテーション
テント内のグラマーな空間につくと、ウェルカムドリンクが用意されていて一息。
マリンアクティビティの説明や注意事項など
間崎島遊海倶楽部の凄いところは、用意されているマリンアクティビティにて里海を体験できるところ。海のアクティビティといったら、ジェットスキーに乗って波飛沫を上げるとかバナナボートに捕まるとかそんなもんではありませんでした。
地域再生・循環型ツールズムがテーマのこの施設は一味違います。国立公園でもある豊かな海・伊勢志摩地域にて漁業や真珠の養殖など、自然と共生する方法で文化を営んできた貴重なエリアのありのままの自然を楽しめる漁業体験が用意されています。
とりあえずやっぱり優勝!!
オリエンテーションのあとは、カメラを構えて乾杯。これってTwitterとかで見すぎて当たり前になってるんですけど、こういう風習(?)ってカメラ持ってるブロガー界隈だけですよねぇ。
か〜、うんめぇ!!
海の幸を活かした料理の仕込み中
午前のアクティビティのあとに振る舞われる、伊勢志摩の食材を活かした料理たちの仕込みが始まっていました。海の幸に後ろ髪をひかれながら、一息ついたあとは「漁師体験」するためにテントを出ます。
間崎島遊海倶楽部の漁師体験
オリエンテーション時から今回の間崎島のアクティビティに付いてくれるガイド「くみっきー(仮称:名前を失念)」さんにこれからの漁業体験について説明を受けながら船が進んでいきます。
ゴープロの動画はどうなった...??
午前中に上陸すれば海のハンティング「漁師体験」ができます。
実は個人的なイメージで、ブロガーってガジェット好きでカメラ好きで屋内好きだからみんなやりたがらないはず...と企画段階でかなり難色を示していました。と、思っていたのは取り越し苦労でみんなノリノリでライフジャケットを付けて漁船ボートに乗り込みました。
流石に水しぶきと潮風を気にして全員カメラを置いてってましたけど、僕だけ持ち込みましたのでその風景をお届け。
前日に仕掛けられたカゴ網漁
まずは海の底に餌を入れて仕掛けておいたカゴ網を引き揚げる漁体験から。
一人ずつかご網を引き揚げていきました
獲れず...
この日、日本で一番オシャレさんだったかご網ガール
漁業中はツイートを捨て(てなかったかもしれない..)かご網もつでこい氏
ちょっと重みを感じたら、獲物が入っているかもと期待したり楽しめました。
獲ったどぉ〜〜〜
くみっきー(仮称)さんはプロの漁師なのでめちゃめちゃ魚に詳しいのでたくさん教えてもらいました。
季節によって穫れる魚は変わるようですが、一番の収穫はカニだったかな...。かご網で想像していたより大物は獲れませんでしたが、漁師体験はこれだけではありません。
地元の漁師さん登場
カゴ網を仕掛けた漁場から離れ、船で漁師さんと合流します。
小型定置網の見学
つぼ網と呼ばれる小型定置網漁の見学をさせてもらいます。なんと、このときの獲物は分けてもらい、後の昼食にて食べられます。
網の引き上げ作業を見守ります
真剣な眼差しで見守るてんびーくん
肝心の網の引き上げシーンは撮れてなくて...
くみっきー(仮称)さんが隣の漁船に移って獲れた魚をこちらの漁船に持ってきてくれます。
さすがプロの漁師、魚の種類や特徴などを丁寧に説明してくれます。
フグの名前も忘れた...
昼食に良さうな魚が獲れていたので、活け締めを実演してくれます。エラの中に手を突っ込んで見事に〆るところ。実は先程登場した漁師さんは、くみっきー(仮称)さんのお父さんとお祖父さん。
子供の頃から漁船に乗って漁を手伝ったりしていたそうで、伊勢志摩の海や風土にとても詳しく安心のガイドっぷりでした。地元の漁師さんもとても気さくな方たちで、都会暮らしの僕たちや海に縁のない人たちに、自然と共生する人の営みを教えてくれる貴重なアクティビティでした。
漁師体験終了後は、テントに戻ります。
なかなかの陽射しでしたが、ボートが進めば気持ち良い潮風が吹いていました。
こういった港にある潮風に吹かれて錆びた建造物って好きなんですよね。
島の港に到着、ライフジャケットを返しに古民家へ
ライフジャケットを返して手を洗って...あれ、もうビール飲んでません??
一日では足りないくらいの豊富なアクティビティ
インドアアクティビティと休憩場所に古民家「里海ハウス」が用意されていて、そこにはエアコンもありました。食事後にまたゆっくりさせてもらったのですが、一日中アウトドアだと体力に自信がない方でも、自分のペースで島遊びが出来るのが間崎島遊海倶楽部の良いところ。(※船に乗った漁業体験だけ午前中~10:30まで参加受付)
人口100人以下の島、間崎島の路地
人気のない漁港の路地裏、セミの鳴き声と照りつける太陽、堤防から臨む森はとってもノスタルジー。
伊勢志摩の石釜ワイルドイタリアン
海のアクティビティを終えて、テントに戻ったら旅の醍醐味、お待ちかねの地産地消の料理です。
ほとんどが伊勢志摩で獲れた食材、それを石窯で調理したここでしか味わえないイタリアン。
撮りがいたっぷりの料理
白ワインが合うっっっ!!
食べきれないほどたくさんの魚貝も登場
ボトルは軽々と飲み干せるほど美味しい料理たち
両親はソムリエです
アクティビティで獲れた魚をつかったアクアパッツア
料理の印象はとても良くて、魚貝好きにはたまらないボリュームでした。街のレストランでもお目にかかれないような大っきな貝も数種類、しかも食べきれないくらいに出してくれました。お酒好きなら永遠に飲めそうなくらい海の幸だらけの肴でした。
スペシャル料理の登場
「アクティビティで一匹だけ獲れた美味しい蟹が茹で上がりましたよ」
午前中の漁師体験で獲れた魚たちが、昼食で食べられるのがこの施設の他にはないところ。「一匹だけなんでジャンケンします??」
ちゃんとガイドの「くみっきー(仮称)」さんに何のカニか説明してもらったのですが、名前何だっけ...??
志摩育ちのパイセンにほぐしてもらいました。
こんな雰囲気でたくさんの海の幸をつかった料理と美味しいお酒で、旅のランチは盛り上がりました。
ドローンと海岸線、夏のフォトグラフ
島育ちではない僕たちにとってこういった景色は貴重で、何処を見てもフォトジェニック。海岸線だけでなくこの離島にある唯一の神社や林道の中にある撮影スポットなど、他にも見どころは盛りだくさん。盛りだくさんなイベントにすべて体験することはできませんでしたが、記事の最後にけーすけ(@webledge)が撮影した間崎島のドローン空撮映像があるので、そちらで間崎志摩の雰囲気を感じてみてください。
インドア真珠取り出し体験
真珠養殖の歴史や真珠ができる原理をレクチャーされながら、本物のあこや貝から真珠を取り出すワークショップを受けているなちょ。間崎島遊海倶楽部ではインドアからアウトドアまで豊富なアクティビティが用意されていて、時間さえ許せば基本的には体験し放題ともあり、とてもびっくりしました。
真珠のレクチャーまで出来るガイドさん
なぜ、貝に真珠が出来るのか詳しく教えてくれます
実際に取り出した真珠。昔、間崎島は真珠養殖でとても裕福になった時代があり、伊勢市内の長者番付のトップ10を島民で独占した逸話もあるとか。その当時、高価だった家電製品の普及率が日本一でもあった間崎島も、現在は限界集落とも言われる島民の七割が高齢者であるそうです。
楽しそうなブロガー二人、このとき何を喋ってたんだっけ??
取り出した真珠はストラップにして持ち帰ることができます。ワークショップを気に入った女子は、このあと貝殻クラフトのワークショップも受けていて、夏の暑さ真っ盛りの離島グランピンでしたが、満喫してもらえたようでひと安心でした。
【参加ブロガー※順不同】
[Feel like21]ライブに行ったり、三重でグランピングをしてきたよ! ? blancoo house
伊勢の絶景に魅せられて。ブロガーたちと最高の2日間を過ごしてきた | ガジェットTouch!
命を削ってまで出たイベントは楽しくて嬉しくて、ステキな旅でした BTPin三重 志摩市 間崎島でグランピング | 喫茶店の部屋
離島とヘリとボートハウスで最高の夏を先取り #BTPアンプラグド志摩 Day 1 | でこにく
【三重県 間崎島】人口100人の島で楽しむ最高のグランピング | カメラ・ガジェット・旅好き20代男子のライフスタイルマガジン"webledge(ウェブレッジ)"
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平成最後の夏、変わりゆく里海に訪れたブロガー
webledgeけーすけがドローンで撮影した間崎島
最後は参加ブロガーのひとり、けーすけ(@webledge)が撮影してくれたドローン動画をハイライトに結びたいと思います。(ドローン集合写真くれへんかな??)途中、この旅の二日目の風景も映っていますが、また後日オールシンクでもお届けしたいと思うのでぜひ見てください。
僕の家族の実家も東海地方にあって、三重県の特に伊勢志摩地方にはとても親近感があります。ローカルトークですが、僕は近鉄という私鉄沿線に住んでいるので嫌でも、子供の頃から目にする観光地であったりしました。
少しづつ日本全体の人口は減っており、僕たちがお爺さんお婆さんになる年頃には激減とってもよいくらいの社会問題があって、その渦中でもある間崎島。都会には都会の魅力があり、地方には地方の魅力があって、都会は常に更新され続けていく使い切りタイプのライフスタイルで、地方は積み上げたレガシーを守っていくライフスタイル。
人口が増加したり成長し続ける場所であれば、こういった事は微塵にも思わない地方をちゃんと知らないにわかではあるのですが。今回のブロガーとの旅行が、こういった環境をアップサイクルしていく一つの手助けにもなったら良いなと、写真を見直して思ったりもしました。
というわけで、ガジェット買ってカメラ買って色んな所に旅して想い出残して17Liveしてギフトもらって、経済まわして日本をスケールアップしていきましょう。好きなこと楽しいことを伝える人が増えれば世界は変わる...かも。
最後に。
企画作りやスケジュール調整、告知などいたらぬ主催ではありましたが、遠路はるばるスケジュール調整と時間を使って来てくれたでこいさん、てんびーくん、タケナカさん、なちょ、けーすけ、旅のアテンドしてくれたパイセン、梅さん、本当にありがとうございました。
みんなのお蔭で楽しい旅ができました。この場をかりてほんま多謝です、また遊んでちょうだいね!!
伊勢志摩の海をまもり隊 | 志摩 渚の交番 | 一般社団法人伊勢志摩里海学舎
三度目の夏はありますか...??