MaruyamaCoffee nishiazabu

現在、日本のスペシャルティコーヒーショップで最も有名なお店ではないでしょうか。丸山珈琲西麻布店に行ってきました。

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1991年軽井沢に創業された丸山珈琲は、日本中のスペシャルティコーヒーファンが一度は行ってみたいと思うコーヒーショップ。

丸山珈琲の有名な話に、2002年にブラジルのカップ・オブ・エクセレンスというコーヒーオークションで、「アグア・リンパ」というコーヒー豆を史上最高価格で落札、それをきっかけに世界のコーヒー生産者や日本のコーヒー業界にその名を知らしめたと言われています。

コーヒー生豆の仕入れは一般的に輸入商社を介しておこなわれます。

しかし丸山珈琲では、少し無理をしてでもコンテナ単位での大量購入をおこない、コーヒー生産者とのパイプを太くし、現地の生産者や組合とダイレクトに取り引きをおこなってきました。

そうすることによって、直接生産者に品質に関してやり取りがおこなえるようになり、結果自社で販売する珈琲の品質もあがって、現在の丸山珈琲のブランドが作り上げられてきました。

オーナーの丸山健太郎さんは、コーヒーバイヤーとして生産地に自らおもむき、買い付けに奔走、なんと1年間のうち150日も海外で過ごすそうです。またコーヒー生産国で開催される国際品評会に、もっとも出席されている国際審査員でもあるそう。

そんなオーナーがいる丸山珈琲店は、僕がコーヒーに興味が持ち始めた頃からその名は知っていました。

2014年には丸山珈琲から日本人初のワールドバリスタチャンピオンも誕生しており、僕がスペシャルティコーヒーについて調べると、丸山珈琲の名前をみないことは無いくらいです。

関西に住む僕にとっては、関西のコーヒーショップやネットでその名は見聞きするものの、関東方面までしか出店されておらず、近いようで遠い存在でした。

今回の東京旅行で、その近くて遠いような存在の「丸山珈琲西麻布店」にやっと行くことができました。丸山珈琲はスペシャルティコーヒーと、最近注目されているバリスタの世界をエレガントに表現されている素敵なお店でした。


丸山珈琲西麻布店はフルサービスの落ち着いたスペシャルティコーヒーのお店。

MaruyamaCoffee nishiazabu

東京メトロ日比谷線の広尾駅の3番出口を降りて、北に約750m少し登りの坂を進みます。やがて右手に見える白いビルの1階テナントに「丸山珈琲西麻布店」があります。

一瞬オフィスと見間違いそうな作りに、通にり過ぎそうになったので土地勘が無い方は注意かもしれません。


MaruyamaCoffee nishiazabu

2014年に世界を意識して店名をアルファベットに変更、そのロゴがビルのテナント案内に描かれています。


MaruyamaCoffee nishiazabu

ビルの入口を入るとすぐ店舗になっています。ただそこから店内は見渡せないので、このような看板を置いて店頭誘導がされていました。


上品で静かな落ち着いた店内。

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先ほどの入り口を入ると、右手側にレジがあってその奥に広がる客席スペースのテーブル席に座ったところです。

こういった雰囲気をシックな店内というのでしょうか、落ち着いてコーヒーを楽しめる店内になっていました。


MaruyamaCoffee nishiazabu

お店はL字型のつくりになっていて、僕が座った席からお店の奥を見れば、ソファーテーブル席が並んでいます。左手側にはエスプレッソマシーンなどが並ぶバーカウンターが見えます。


西麻布店では、丸山珈琲で取り扱う全銘柄のコーヒーが販売されている。

MaruyamaCoffee nishiazabu

店舗入口側のレジ向かいに、スペシャルティコーヒーを販売している棚があります。

壮観なのはたくさんのスペシャルティコーヒーが並ぶ棚。丸山珈琲で販売する全銘柄のコーヒーが販売されているそう。この棚を眺めているだけで10分くらいすぐに過ぎそう。


MaruyamaCoffee nishiazabu

その傍らには、フレンチプレスに入ったコーヒーの試飲が用意されていました。定期的に新しいものに淹れなおしていたので、このような贅沢なサービスは丸山珈琲店ならではかも。


豊富に取り揃えられたコーヒーグッズたち。

MaruyamaCoffee nishiazabu

レジ側に近いテーブルではこのようにコーヒーグッズが並べられていました。


MaruyamaCoffee nishiazabu

いちばん奥の棚には電動のコーヒーミルから、コーヒーマシーン、丸山珈琲が勧めているゴールドフィルター「cores(コレス)」も販売されています。

凄いなと思ったのは、コーヒーミルも電動のものからハンドミルまで各種用意されていたこと。コーヒーマシーンは、4種類も置かれていました。


決めきれないほどたくさんのコーヒーのメニューたち。

MaruyamaCoffee nishiazabu

念願の丸山珈琲で注文したのは、プレスで淹れたコーヒー2種と、トーストとサンドイッチ。どれだけページがあんねんやろと思うくらいコーヒーの種類が多すぎて、なかなか決めきれませんでした。

他にもコーヒーにあう洋菓子やパンなど、メニューの豊富さにビックリ。どれも上品でクオリティの高さを感じさせる一品ばかりで、カフェとしても一流のお店なんだなと感じました。

公式HPに最新のメニュー表が公開されているので、良かったら見て下さい。僕も見返してまたお店に行きたくなりました。


MaruyamaCoffee nishiazabu

フレンチプレスで注文したコーヒーは、提供時にカップに移してくれます。写真の許可を尋ねると、「どうぞ!」と心地よい返事と、撮られなれたその雰囲気に丸山珈琲の世間からの注目度がわかった気がします。

バリスタのワールドチャンピオンを輩出してからもバリスタ選手権に参加し続けている丸山珈琲。こういったところでもバリスタのアピールをしているんだなと思いました。


注文したのはフレンチプレスのコーヒー、トースト、サンドイッチ。

MaruyamaCoffee nishiazabu

プレスで頼んだコーヒー「パナマ・エリダ・ナチュラル」¥802-です。とろりとした舌触りが印象的なコーヒーで、酸味はキリッとした後味がさっぱりしていました。

カップに注いだあとでも、プレスには軽めの1杯分が残っているんですよね。それがなんだかもったいなく感じました。(笑)


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トーストは¥309-です。港区麻布十番にあるお店のパンを使っているようです。


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サンドイッチは¥596-でした。内容は、卵、ツナとアボガド、ハムとトマトです。おそらく全粒粉が入った少しハードな食パンでサンドされています。素材の味わいを感じられる優しい味付けでした。


エスプレッソマシーンやスチームパンクが置かれたカウンター

MaruyamaCoffee nishiazabu

エスプレッソマシーン、エスプレッソ用のグラインダー、登場時話題となったスチームパンク、コーヒープレスなど、コーヒーのオールスターが揃ったようなコーヒー器具の数々。

バリスタチャンピオンの輩出や、コーヒーのダイレクトトレード、そしてコーヒー生豆の卸販売もしている丸山珈琲ならではの豪華なキッチン。もちろん中身が大事なんですが、ここまで高級感を感じるスペシャルティコーヒーショップはなかなかありませんよね。


MaruyamaCoffee nishiazabu

エスプレッソマシーンはシモネリでした。

2012〜2014までWBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)のオフィシャルマシンに選定されていたイタリアのメーカーで、エスプレッソの本場イタリアでも老舗のメーカーのもの。

スチームパンクも写真に収めたかったのですが、興味のあるお客さんが熱心にバリスタの説明を聞いていたので、撮りませんでした。こういったお客さんとのやりとりが見られるのも、丸山珈琲のバリスタたちのコーヒーへの情熱を感じさせるシーンでした。


店頭に飾られた輝かしいトロフィーたち。

MaruyamaCoffee nishiazabu

店頭入り口にはトロフィーが飾られたディスプレイがありました。


MaruyamaCoffee nishiazabu

2011年WBCに鈴木バリスタが出場したさいの五位入賞のトロフィー。けっこう大きかったです。


MaruyamaCoffee nishiazabu

国内でのJBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)のトロフィーたち。バリスタの競技会はエスプレッソドリンクが基本なので、エスプレッソに使うフィルターがトロフィーになってるんですね。


丸山珈琲は、日本の喫茶文化とスペシャリティコーヒーが出会ったトップのお店。

MaruyamaCoffee nishiazabu

この頃のサードウェーブ系と言われるコーヒーショップは、スターバックスのような接客がカジュアルで、セルフサービスのエスプレッソ系のコーヒーショップが中心だと思います。

僕もコーヒーに興味を持ち始めたのは、そういった日本にはなかったアメリカンなコーヒーショップたちのスタイルに惹かれたからでした。

丸山珈琲がそういった流行りのコーヒーショップと一線を画すのは、やはりフルサービススタイルの日本的な喫茶店であるところ。客席に案内されてウェイターとも言える店員さんが、お冷やを持ってきてくれて注文をとってくれる。

そこにスペシャルティコーヒーの奥深い世界が広がっているのが、丸山珈琲だと思いました。

喫茶店スタイルに現代のコーヒーシーンの主流でもあるエスプレッソや最新式のコーヒー器具を取り入れ、そしてコーヒーのダイレクトトレード(それがサードウェーブと言われています)もおこなう。

海外スタイルのエスプレッソ系のコーヒーショップが、続々とオープンする最近の日本のコーヒーシーン。

日本を代表するカフェスタイルの喫茶店とサードウェーブ(ダイレクトトレード)が合わさった丸山珈琲が、バリスタチャンピオンを輩出し日本の顔として存在するのが、日本のいちコーヒーファンとして誇らしいなと勝手に思っています。(笑)

正直言って、一度の訪問では全て味わえきれないくらいのコーヒーが用意されているので、ぜひぜひコーヒーが好きだなって方はもちろん(すでに行っているかもしれませんが)、ちょっとコーヒーが面白いなって思い始めた方には、超おすすめなお店です。

ぜひ丸山珈琲に行って、スペシャルティコーヒーやバリスタの魅力的な世界を覗いてみてください!


◆Shop info

店舗名丸山珈琲 西麻布店
住所〒106-0031 東京都港区西麻布3-13-3
TEL03-6804-5040
WEBWebsiteFacebookTwitter
営業時間8:00〜21:00
定休日無休
Coffee menuエスプレッソ フレンチプレス cores(金属フィルター) スチームパンク
その他中国茶、日本茶メニュー 駐車場なし
ACCESS東京メトロ日比谷線 広尾駅(出口3)から徒歩8分
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AllSync

実は僕が初めてアルバイトをしたのは、サイフォン式の喫茶店なんですよね。記事を書いていて、何だか久しぶりにそのことを思い出しましたww