【京都/元田中カフェ】魅力的なコーヒーやグッズが並べられたセレクトショップのような自家焙煎店「WEEKENDERS COFFEE」

Weekenders coffee

スペシャルティコーヒーやコーヒーグッズを多数取り扱う、まるでセレクトショップのような雰囲気を持つコーヒーロースタリーに行ってきました。

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古都・京都の左京区元田中にある「WEEKENDERS COFFEE」は、叡山鉄道元田中駅の東側出口を出てすぐのビルの2階にあるコーヒーロースタリー。

以前はカフェ営業もされていたのですが、現在はコーヒー豆販売をメインに営業スタイルを変えて、スタンディングのみでコーヒーを飲むことができるお店になっています。

駅前の少し古ぼけた小さなビルの2階にあるお店は無機質な工房のようでいて、大きな焙煎機と数種のコーヒー豆、コーヒーグッズがまるで作品のように展示されており、まるでお気に入りの洋服ブランドを集めたセレクトショップのような雰囲気のコーヒーショップでした。

そんなコーヒーを買いに行くことにワクワクする素敵なお店「WEEKENDERS COFFEE」を紹介したいと思います。


自転車をロックできるアイアン調の店舗ロゴサインが目印。

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「WEEKENDERS COFFEE」は1階がバイク屋さんと焼き肉屋さんが入っているビルの2階にあります。一見ここにコーヒーショップがあるのか疑う雰囲気で、ちょっとした隠れ家っぽさもお店のキャラクターに感じられました。


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1階のビルの駐輪場らしきところに注目してみると、アイアン風の印象的な店舗サイン「WEEKENDERS COFFEE」の文字が。


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アイアン風な素材と文字のデザインがカッコイイですよね。しかもこのサインは自転車がロックできるように作られています。


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この階段を上がっていけば、お店の入り口になります。このクリーム色の壁と階段は、店主が自らペンキを塗って仕上げたそう。このビルとお店の雰囲気をつなげてお店に誘導してくれています。


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階段を上がると店舗入口に看板が立てかけてありました。看板には「コーヒー豆販売店」と「立ち飲みコーヒー」との表示が。


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店舗入口を入った風除室的な空間。正面のガラス窓の向こうに、カフェ営業時に使われていたであろうキッチンが見えます。右手にあるレトロな木の扉を開けて、店内に入っていきます。


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もとはカフェ営業もされていたので、座席を取り除いた店内のスペースはとても広く感じます。お店の中央には大きなスタンディング用のテーブルが置かれてあり、この空間のアクセントになっていました。

ペンキで塗られたクリーム色の壁と良い意味で簡素な照明と内装たち。雑然と、でもシンプルに並べられた棚代わりの椅子やテーブルたちが、とてもカッコよく見えるインテリアになっています。


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お店の入口側はマシン台が置かれていて、エスプレッソマシーンやコーヒーミル、ハンドドリップ用の器具が揃っていました。

「WEEKENDERS COFFEE」は"日常に美味しいエスプレッソを"というコンセプトのもと2005年から夫婦で始められたお店だそうです。そのような頃から「WEEKENDERS COFFEE」では信念をもってエスプレッソを提供されていたんですね。


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マシン台の横のカウンターは、レジとメニュー表があります。お店は2014年からコーヒー豆販売専門にスタイルを切り替えたようで、まだまだ色々とお店の作りに手を加えている途中のように感じました。


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カウンターの向かいには、物販の棚と焙煎機が置かれたスペースが。


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とても大きな焙煎機が設置されており、このスペースは入室禁止との案内がありました。焙煎機は「PROBAT」というドイツのメーカーで、世界で最初にコーヒー焙煎機を発明したと言われる会社のものです。


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物販の棚には、コーヒーカップと関連書籍が置かれていました。今度発売されるティム・ウェンデルボーの書籍や、エスプレッソ関連の書籍も置かれていました。


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お店の隅まで物販の棚がありました。ハンドドリップするためのポットや、コーヒーカップが販売されており、あまり他では見ないような有田焼のカップもあります。


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コーヒー豆が販売されているコーナーです。当日はシングルオリジンが4種とブレンドが3種類販売されていました。そのうちの1種類は、エスプレッソ用のブレンドになっていました。

奥の棚には、ラテ用のミルクピッチャーや、タンパーなどエスプレッソ関連の器具もあり、金属フィルターやフレンチプレス、ペーパーフィルター用のドリッパーなどが取り揃えてあります。


Weekenders coffee

コーヒー豆は何を買おうか考えながら飲もうと、カウンターのところのレジでアイスラテを注文。店主の男性がショットをおとして、お水とともに持って来てくれました。

メニューは他にも、ホットのドリップコーヒーやアイスコーヒーなどお店で販売しているコーヒー豆が試飲できるようになっていました。


Weekenders coffee

自家焙煎店で自前のエスプレッソブレンドを扱うお店は、あるんですが近畿ではまだそんなに多く無いよな〜と思いつつ、アイスラテとお店の雰囲気を味わいました。

僕の中でドリップコーヒーとエスプレッソは、同じコーヒーであれ抽出器具とその味わいの差からちょっと違うジャンルと思っているところがあって、少しづつエスプレッソの方も勉強していきたいな〜と思っています。


今回買ったコーヒー豆はエチオピア "ドリマ・ゼデ"

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コーヒー豆が陳列されているテーブルには、サンプルとして豆そのままを小皿に入れたものと、コーヒーの香りがよく分かるよう豆を挽いて小瓶に入れらたものを置いてくれています。

こだわってスペシャルティコーヒーを販売されているショップではちょくちょく見かけるこの陳列方法なのですが、実際にコーヒー豆の違いを自分の五感で確認できるこのサービスはうれしいですね。

悩んだ結果、最近よく購入することが多いエチオピアのコーヒー豆「エチオピア "ドリマ・ゼデ" グジ ナチュラル」を購入。コーヒーの袋は200g以上から、このようなガス抜きとチャックが付いた保存にも便利な袋に入れてくれます。


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今回買った「エチオピア "ドリマ・ゼデ"」の豆のアップです。エチオピアのコーヒーはベリー系の香りが特徴で、フルーティーな香りがはっきりと感じることができる印象。このお豆さんもストロベリーのような瑞々しい香りをはっきりとを感じることができました。

豆は比較的小ぶりで、こういった香りの強いコーヒー豆は、色からも分かるように比較的浅煎りで仕上げられていることが多い気がします。

味わいは軽く、クリーンな酸味が印象的で後味がすっきりしていました。コーヒー単品でもとても飲みやすいお豆さんだと思います。

今回お店に行った時のコーヒー豆の販売リストも一緒に載せておきます。スペシャルティコーヒーは、生産国と農園、加工方法などコーヒーの特徴を決める要素はたくさんあって、僕にはまだまだ見たこともない名前が多くてワクワクさせられます。




最後に少し昔の映像ですが、「WEEKENDERS COFFEE」の雰囲気を撮った動画をシェアしておきます。

「WEEKENDERS COFFEE」はコーヒー豆とコーヒグッズがシンプルに販売された、アパレルで例えるとコーヒーのセレクトショップのようなワクワクできるお店。

京都には他にも有名なコーヒー屋さんが多数あって、それ以外にも観光名所がたくさんあります。コーヒーファンの方は旅のプランにぜひこのお店も組み込んで、行ってみて欲しいと思います。


AllSync

ドリップコーヒーのアイテムも揃ってきたし、そろそろエスプレッソもお家で淹れられるようにしたいな〜、と思う今日このごろです。